告白の返事を待たせる、その心理とは？効果的ってホント？

告白・・・多くの人が経験のあるドキドキの瞬間です。悩んで迷って、大好きな人へ勇気を出して気持ちを伝えたら、その返事はすぐにでも聞きたくなるのが正直な気持ちですよね。ですが、この告白の後には「される」側にも「する側」にも、「待ち」の時間が発生しがちです。すぐにでも返事をもらえれば、告白する側にとってはそれだけ悩ましい時間が減るのですが・・・そうではない場合が多いのも現実です。逆に、告白される側にとっても、すぐには返事がなかなかできないというシチュエーションも多いもの。そこで、この告白後の悩ましい「待ち」の時間についてまとめてみました。

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「待たせる」について考えて見る

そもそも「待たせる」とはどういう状況なのかを考えてみます。まずは、自分が告白をされた場合について考えてみると分かりやすいと思います。あなたがもし、迷ったり悩んだりする必要のない相手や状況の場合には、返事を待たせる必要はありませんよね？少なくとも好印象を持ってもらえているケースだと考えられます。気持ちの問題以外にも、人にはそれぞれさまざまな事情があるものです。例えばあなたが、現在付き合っている相手がいたとして、告白をされた相手への好印象を感じていたとします。そこで、その状況で即返事をする・・・なんてことは人としてちょっと心配ですよね(笑)？こうやって告白をされる側についての気持ちを考えてみると、逆に告白をして待たされる側の場合でもなんとか気持ちを理解できるのではないでしょうか。

告白の返事を待たせるのが効果的？？

そのほかにも、「待たせる」理由には、都市伝説的な（個人目線です(笑)！）恋愛マニュアルがあるのを聞いたことがある人も多いのでは？それは、恋愛マニュアル本などに書かれていることも多い恋愛テクニックのひとつで、待たせること自体がテクニックとして紹介されています。返事を待たせることによって、焦らすことで相手の気持ちを高めたり、自分の価値を高めたりすることがその理由です。・・・どうですか・・・？個人的には、かなりう〜ん・・・と頭をひねりたくなりますが・・・。もちろん、相手との関係によっても状況や事情は変わってきますから、効果的な場合もあるのだとは思います。ですが、そういった計算で返事を待たされる側にしてみたら・・・どうでしょう。個人的には、たとえお付き合いがスタートしたとしても、最初の始まりを計算でスタートしたという事実は今後の２人を不安に感じさせてしまいます。よって、「効果的」だとはわたしは思いません！

どんな告白？どんな関係？

もちろん、２人がどんな関係でどんな状況なのかが一番大切なことだとは思います。自分が告白をした側だった場合には、その相手を理解しているのはあなた自身です。なかには、焦らしたり、少々こらしめたりする必要のある相手もいますよね(笑)。その場合は、テクニックも気持ちをコントロールする方法のひとつとして有効だと思います。待っている時間は悩ましいものですが、そこで考えたいのが自分の気持ちだけではなく、相手の気持ちです。相手がどんな状況なのか、２人がどんな関係なのか、どんな告白だったのか・・・などの現実の状況を踏まえて、冷静に「待ち」の時間に振り回されないようにしましょう。告白をされた側の場合でしたら・・・テクニックとしての「待ち」は相手を苦しめる場合もあることをお忘れなく(笑)。

効果的な返事をしたい、その理由とは？

告白をされた側の人が返事を待たせる理由として、焦らすことで相手の気持ちを高めるテクニックの話をしました。それは、いわば「効果的な返事をしたい」ということです。そう考える時点で、気持ちは答えがでているはずなのに「効果的」を狙うそのワケとは・・・ずばり「自分目線」で考えていることに繋がります。もちろんいろんなケースはありますが、これから始まるお付き合いでは、どちらが告白をしたかされたかなんて関係ありません。そこにこだわり続けるようでは、この先の２人に不安の種はつきまといます。「自分目線」だけではなく、「相手」の気持ちも考えることが重要です。

マニュアルがすべてではない！

告白をする人、される人、ともに共通して言えるのは、その相手を分かっているのはマニュアル本ではなく「あなた」だということです。もちろんマニュアル本は参考にもなるものですが、すべての人にとって共通するものではありえません。「待ち」の悩ましい時間をどう過ごすか、そこもこれからの２人につながっていくのだと思います。あまりに「待ち」の時間が苦しい場合には、伝え方にさえ気をつければそのまま素直に自分の気持ちを伝えることも方法のひとつだと思います。後悔をしないためにも、自分の気持ちに素直に向き合って、自分らしい方法を見つけてくださいね。

まとめ

「待ち」の時間は確かに悩ましいものですよね。相手の気持ちはなかなか分からないだけに、いろんなことを想像したり妄想したり・・・と苦しい時間に変わってしまう人もいるかと思います。ですが、人の気持ちは考えてみたところで誰にも分からない、というのも現実のひとつです。個人的にも、重くなりすぎないようになら相手に直接訪ねることが一番の答えだと思います。告白は、「返事を聞くこと」がゴールではありません。これからの２人のために告白を決心したはずです。相手の反応や考え方を知ることはこわいことでもありますが、これからのお付き合いを考えると、すでにそこからスタートしているのではないかと思います。