布団のカビ取りクリーニングの値段と計り知れないメリット!
2020/04/28
気が付くといつの間にか出来ていた布団のカビ。気軽に洗えない分、少しのカビなら問題ないだろうとそのまま放置するのはいけません!カビは少量でも人体に影響を及ぼすものですし、その少しのカビと見過ごす甘い気持ちが、布団をあっという間にカビだらけにさせてしまいます。布団にカビが生えているのを見つけたら、今すぐ対策を取りましょう!対策としては、布団のカビ取りクリーニング業者に頼むのがラクチンです。しかし、値段も気になるところ。そこで今回は、布団のカビ取りについて業者を使う場合のメリットや自分で洗う場合についてまとめてみました。
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布団カビ取りクリーニングの値段と気をつけるポイント
布団のカビ取りを業者に頼むとしたら、一体いくらくらいするものなのか気になるかと思います。そこで、布団を洗ってくれるクリーニング業者を色々調べてみたところ、大体布団1枚で4,000円~10,000円程度。平均6,000円ですが、サービス内容は様々です。また、布団クリーニングと言っても、カビ取りをしてくれるかどうかをきちんと確認した方が良いようです。その他にも、布団をクリーニング業者に出す際に気を付けるポイントがありますので、業者を選ぶ際の参考になさってみてください。
・布団の回収方法は?
布団の回収を玄関まで来て行ってくれる、店頭に持ち込む、自分で発送する、送付された発送キットを使って発送するといった方法があります。布団は重たいので、なるべくなら玄関先まで回収に来てくれる業者だとラクチンですね。
・送料は?
クリーニング代金に送料が含まれている場合もありますが、別途かかる業者もあります。また、送料も業者によって金額が異なりますので、業者ごとに調べておくようにしましょう。
・布団のカビも取ってくれるのか?
布団クリーニングと言っても、カビ取りをしてくれない業者もあります。また、カビ取りと謳っていても布団が帰ってきたら全然落ちていなかった!と言うこともあるようです。布団のカビ取りを業者にお願いするときは、実績や口コミが豊富なお店を選ぶようにしましょう。業者のサイトで、その店のカビ取りノウハウを実際の写真付きで紹介してくれていたりするところなら、きちんとした対応をしてくれるでしょう。
・布団の預かり期間は?
布団を預けて帰ってくるまでの期間は、業者によってまちまち。2~3日と言うところもあれば、10~2週間と言うところも。シーズンの切り替わる頃は繁忙期になるので普段よりも長い期間預けることになる可能性が高いです。そのことを踏まえて、クリーニングに何日かかるのか?その期間布団が無くても大丈夫な状況なのか?を確認しておきましょう。半年間無料できちんと管理された倉庫で保管してくれる業者もありますので、そういった所を利用すればカビが付く心配もありませんし、収納場所が広く使えます。クリーニングに出すのなら、シーズン後、布団をしまうタイミングがベストです。
・布団の洗い方はまとめて?単品で?
布団をまとめて洗うと、布団の内部に汚れやカビが残りやすくなります。そのため、布団を洗う時はまとめてではなく単品で、1枚1枚丁寧に専用の洗剤を使って洗ってくれるところを選びましょう。
・布団は巻いて洗う?平置きで洗う?
布団を洗う時、機械にまとめて入れて洗う方法の他に、単品でも布団を巻いた状態で機械に入れて洗うところもあります。そうすると、まとめて洗う時同様、奥まで水や洗剤が浸透しにくく洗い残りができやすくなります。そのため、布団を洗う時は平置きで、布団の内部までしっかりと洗剤と水を行き渡らせて洗ってくれるところを選びましょう。
・布団の乾燥方法は?
他の布団と一緒に乾燥機に入れて乾かしていない?この乾かし方では乾燥にムラができ、布団全体をきちんと乾かすことができません。布団の内部に水分が残っていれば、それがカビの再発に繋がります。布団を乾かす時は、1枚ずつ乾燥機に入れて乾かしてくれているのか?干して乾かしてくれているのか?確認を。両方を取り入れているところだと安心です。
・専用の薬剤を使っているか?
布団には色々な汚れが入り混じっているので、通常の洗剤では落とせない汚れもあります。そうなると、残った汚れがカビの餌となってしまうのでカビが生えやすくなってしまいます。布団洗いや布団用カビ取り洗剤を使っているところは、汚れもカビ取りもバッチリ!布団と使う人のことを考えた洗剤を使って洗ってくれる優しい業者を選びましょう。
・布団の状態や性質に合わせて洗濯してくれるか?
業者によっては、布団の状態や汚れ具合を確認せず、ただ洗濯をするところも多いようです。お医者さんが治療をする前にカウンセリングや診療をするように、お布団もその時の汚れ具合や中綿の偏り具合などを確認して、布団に合った洗濯をして布団を余計に傷めないように配慮してくれる業者を選びましょう。
・事故保証や賠償基準などは?
万が一の時に備えて、きちんと対応をしてくれるかどうかを確認しておきましょう。もちろん、内容は業者によっても異なります。自分が納得できる内容で保証をしてくれる業者を選ぶようにしましょう。
値段を抑えてカビ取りをするには
できるなら出費を少なくして布団を綺麗にしたい!と言う場合には、自宅で洗濯をする以外にありません。もしくは新しく買い換える。しかし、出費を抑えたい場合には買い替えは向いていません。そこで、自分で洗濯をする方法を選んだ場合、どうやって自分でカビ取りをすればよいのでしょうか?自分で洗う場合でも、2通りあります。1つは自宅で洗う、もう一つはコインランドリーで洗う。
ですが、自分で洗うといっても、その布団自体がそもそも洗濯できるのか?という問題があります。先ずは、布団の品質表示を見て洗濯をしても大丈夫かどうかを確認しましょう。そして、布団の素材や作りによっても洗い方や乾燥の仕方が変わります。羽毛布団を自宅で洗う場合は、羽毛を傷めず、表面の油分を落としてしまわないような専用の洗剤が必要です。また乾燥させるときも、自宅で羽毛をふっくらとさせる乾燥はまずできません。自宅で羽毛布団を洗う場合は、品質が落ちることを覚悟しておきましょう。
キルティング加工されている布団は洗濯機や乾燥機には強いですが、それ以外の布団は手洗いと平干し乾燥をしないと、中綿が固まったり偏ったりしてしまいます。そうなると綺麗に解すことはできませんので、自宅で洗う場合はとても気を使わなければいけません。踏み洗いも中綿を固くしてしまうので注意が必要です。コインランドリーを使って洗う場合は、洗濯機や乾燥機を使っても大丈夫な布団かの確認を。
そして、コインランドリーの乾燥機は熱の温度が高いので、中綿や布団の生地の収縮が起きる場合も。羽毛のようなデリケートな素材には向いていません。また、コインランドリーの布団乾燥機を使ったからと言っても中芯まで乾燥できているとは限らないので、別途自宅で平干しをする必要があります。自宅で洗う場合は、お金はかかりませんが注意するポイントがいくつもありますし、水分を吸った布団は相当重いので持ち上げられないことも考えられます。そして、完全に乾かすのに数日かかるということも忘れてはいけません。
ネット上では気軽に布団の手洗いを紹介しているものが多いですが、布団にも正しい洗い方があり、それを自宅でやるのは想像以上に大変で時間・労力・神経を使うので正直あまりオススメはしません。それなら、数千円払って業者にお任せした方が安全でラクチン!ふっくらフワフワの暖かくて柔らかい布団になります。もしくは、業者に頼む金額よりも安い布団を探して新しく買い換える!というのもいいかもしれません!
布団についたカビ取りに有効
布団のカビを取るのには、断然業者に頼むのがオススメですが、ちょっとしたカビなら自宅で落とせますので、その方法をご紹介しておきましょう。カビはたんぱく質で出来ているので、たんぱく質を分解できる薬剤、もしくは殺菌効果のある薬剤を選びましょう。中でも布団を傷めずに済むのでオススメなのはエタノールと重曹です。ですが、どちらも漂白効果はないので、カビにより黒ずみを落としたい場合は漂白効果のある薬剤でないと綺麗にできません。その場合は、塩素系漂白剤を使います。どの薬剤を使うにせよ、先ずは布団の目立たない場所に付けて、使っても問題がないか確認をしましょう。
重曹を使う場合は、スプレーボトルに水100mlと重曹小さじ1を入れ、良く振り混ぜて作ります。使う時はエタノールも重曹水も、布団が湿り気を帯びるまでしっかり拭きかけます。そして、表面のカビを綺麗に拭き取ったら10分程そのまま放置しましょう。あとは布団を風通しの良い場所に干して、中まで乾燥させるだけです。カビの黒ずみを落とす時は、歯ブラシや綿棒に塩素系漂白剤をつけて、落としたい黒ずみに塗っていきます。そのまま、カビが白くなるまで時間を置いたら、濡らしたタオルでしっかりと薬剤を拭き取っていきます。
その後、風通しの良い場所でしっかりと乾燥させます。こういった方法はあくまでも、対処療法的なものにすぎず、根本的な解決にはなりません。また、カビが少しでも見つかった場合は布団の他の範囲にも見えないカビが沢山生えているということ。なので、すぐにクリーニングに出すことをオススメします。ですが、エタノールや重曹水はカビ予防できるので、定期的に使うのは◎です!
布団のカビの原因・対策・予防
布団にカビが生えてしまう原因は、大きく見て3つ。1.布団の湿度、2.収納場所の湿度、3.汚れ、です。カビは湿度80%程度で繁殖します。布団は人が一晩の間にかいたコップ1杯分の水分を溜め込んでいます。布団を干すことが無ければ、毎日布団にはコップ1杯の水を吸収し続けていきます。そうなると、布団がどんな状態なるかはお分かりですね。
そうです、湿気をたくさん含み布団の湿度が常に高い状態になります。また、カビは人間の垢や皮脂、髪の毛などを餌にするので、布団はカビのご飯が沢山!そして、人間の体温は平均36℃。布団に入っていると、布団もそれに近いお温度に温まります。すると、25℃前後が最も活発に繁殖できるカビは、ここぞとばかりに勢力を広め、布団を占拠していくのです。
基本的に空気中には胞子というカビの種が舞っていて、湿度のある所に付着しやすいと言われています。布団に湿気が多ければカビは喜んで付着していきますので、布団の湿気を取り除いておくことはカビを防ぐにはとても重要なのです。ですが、布団の湿気を取り除いたところで収納先に湿気が多ければ意味がありません。
乾いた布団はどんどん湿気を吸収してしまいますので、再びカビが生えてしまいます。なので、布団の収納先もきちんと換気などをして乾燥させておきましょう。ベッドや万年床の人はマットレスを上げるとか、すのこや布団を上げて布団の底部に風を通すようにしましょう。
カビ取りクリーニングのメリット
布団のカビ取りをクリーニング業者に頼むのは、お金もかかるし、万が一ダメになったら…という不安もありますよね。先ずは、その不安を少しでも解消するために、最初にお伝えしたようなポイントを丁寧に見ていきます。業者のサイトで分からない場合は、直接お問い合わせをして聞いてみましょう。
その時の、業者の対応の仕方も参考の基準にできますよ。布団を自宅で洗うというのは、実はとても難易度の高いことなのです。自分で洗濯をして布団が固くなった、中綿が偏って寝心地が悪くなったり身体を傷めるようになったりと言うこともよくあります。また、臭いが余計にきつくなったとか、汚れが上手く落とせずにシミになってしまったということもあります。
それに、布団を自宅で洗うと、まず脱水ができません。洗濯・脱水・乾燥の仕方一つで布団の状態が大きく分かれますので、初めの工程から本当に気が抜けないのです。ですが、業者に頼めばそういったことは気にする必要ありません。面倒な染み抜きも、水分を吸って重たくなった布団の脱水も、布団の芯まで乾かせる乾燥もしてくれます。そのうえ、自分で洗うのと違って専用の洗剤で布団を傷めないようにしっかりと洗ってくれるので、汚れや臭い残りがありません。
プロが洗った布団は、繊維や羽毛の弾力や張りが蘇るのでふっくら柔らかくなります。そうなると、通気性や保温性も上がるので、今までよりも暖かく快適な布団環境の中眠れるようになります。特に敷布団は身体全体を預けるものなので、寝心地は重要です。プロの業者なら、そういった所にも配慮して洗ってくれるので、弾力と厚みが戻り心地抜群の敷布団になります。新しく買い換えるよりも、馴染みのある布団の方が寝つきが良くなる可能性も!
まとめ
布団のお手入れは結構な重労働です。特に高齢の方や小柄な女性、力に自身のない方には布団干しは大変です。それなのに、自分で自宅で洗うというのは結構無謀なのでは…と思ってしまいます。業者なら玄関先まで来てくれますし、狭いお風呂場や小さな洗濯機で窮屈に洗う必要がないので、労力を考えただけでもクリーニング代金は十分に元を取れているのではないかと感じます。もちろん、それ以上にメリットがあるので、ぜひ一度使ってみてはいかがでしょうか。