布団のカビ対策は天日干しがオススメ!0円カビ対策もご紹介!
2020/04/29
お布団のカビに悩まされている方はたくさんいらっしゃいます。専業主婦の方なら、毎日丁寧なお布団のお手入れが出来ますが、一人暮らしの忙しい社会人や学生さんはなかなかそうもいきませんよね。中には、ずっと布団を敷きっぱなしという方もいらっしゃいます。お布団にカビが生えないようにするには、布団を天日干しするだけで十分防げます。布団以外にカビが生えてしまって、自分では手に負えなくなったりクリーニングや布団の買い替え等、余計な出費が増えたらもっと最悪です。そこで今回は、布団にカビが生えた時の対処法とお金を掛けずにできる布団のカビ対策方法についてまとめてみました。
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布団にカビが生えてしまったら
布団にカビが生えてしまったら、まずは何をすればよいと思いますか?まず一番にやるべきことは、「洗う」こと。シーツやカバーを洗うのはもちろん、お布団も洗えるのなら洗いましょう。寝具を洗うことで、カビの胞子を除去することができますし、カビの餌となる人の皮膚や垢、皮脂、髪の毛なども取れるので、カビが生えにくくなります。そして、洗った布団やシーツなどをお日様に当てて乾かし殺菌します。
カビは、50℃以上で死滅することが分かっていて、お日様の熱でも十分殺菌することができます。ただ、カビは80%以上の湿度と20℃以上の気温、カビの餌となる人や生活環境から出る汚れやごみ、酸素があればどんな場所でも生えることができてしまうので、カビの再発を防ぐための対策が必要になります。主な対策としては、万年床にせず定期的に布団を干して除湿すること、シーツやカバーをこまめに洗うこと、布団の収納場所を除湿することが優先事項です。
そして、除菌スプレーやカビ防止剤を使ってカビの発生を抑えれば、カビ対策はばっちりです!しかし、今まで全くカビ対策が出来なかった方には、いきなりこれらをすべてルーティン化するのは大変だと思うので、先ずはこまめな布団の天日干しから始めましょう。次から、布団の干し方や天日干しすることで得られる嬉しい効果などについてお伝えしていきます。
布団に生えたカビの落とし方
カビが生えてしまったお布団を干す前に、先ず必ずやらなければいけないことがあります。それは、布団に生えたカビを除去すること。これをしないと、布団にカビが再発生してしまう確率が上がってしまいます。今ついているカビを殺菌して、お布団を綺麗な状態にしてからそれを維持していくためのお手入れをしていきましょう。布団のカビ落としに使は重曹を使います。しかし、重曹には漂白作用がないため、カビで黒くなってしまった部分を綺麗にすることはできません。そのため、カビで黒くなってしまった所は、漂白剤を使って落とします。しかし、漂白剤を使うと色柄物は色落ちしたり白抜けしてしまうので、使う際には注意が必要です。それぞれの薬剤を使ったカビ取りの手順は次の通りです。
<重曹を使ったカビの取り方>
準備する物
・重曹水(水 300ml:重曹 大さじ1~2杯)
・消毒用エタノール(濃度80%程度の物)
・ティッシュやキッチンペーパー
・タオル
・ごみ袋
手順
1.
水で濡らしたティッシュやキッチンペーパーで、布団のカビを拭き取ります。カビの胞子は舞いやすいので、優しく拭き取るようにして、拭き取った後のティッシュやキッチンペーパーはすぐごみ袋へと捨ててしまいましょう。
2.
布団のカビの部分に重曹水を吹きかけ湿らせます。2~3分放置した後に、タオルで叩くように拭き取ります。
3.
重曹水で湿らせた部分をエタノールで殺菌します。5分ほど放置したら、タオルで叩くようにして拭き取ります。
4.
風通しの良い場所に布団を干し、しっかりと乾燥させます。濡らしたところを十分に乾かさないと、カビの再発に繋がります。
<漂白剤を使ったカビの取り方>
重曹を使ったカビ取りは、カビを殺菌除菌することはできても、黒く染まってしまった部分を元に戻すことまではできません。そこで、黒ずみを綺麗にするために漂白剤を使います。しかし、漂白剤は色柄ものには不向きなので、使うのなら真っ白なもの限定で使うことをオススメします。
◆布団のカビを取る
準備する物
・雑巾またはタオル
・塩素系漂白剤
・バケツ
・ゴム手袋
手順
1.雑巾を濡らし、塩素系漂白剤を含ませます。
2.布団のカビを拭き取ります。
◆シーツやカバー
準備する物
・塩素系漂白剤
手順
1.カビの付いたシーツ等を浴槽または洗濯機に入れ、50℃程のお湯を浸かるくらい入れます。
2.塩素系漂白剤を3~4杯入れて、30~1時間程浸け置きします。
3.シーツ等のカビが消えた段階で排水をして、しっかりすすぎます。
4.洗濯機で通常通り洗濯します。
布団の上手な天日干しの仕方
カビを落とした布団は、定期的に天日干しをして布団の中に湿気が溜まらないようにしていきましょう。布団を干す理想の回数は週に1~2回ですが、布団を干す時にはいくつかのポイントがあるので、そこを抑えた干し方をするだけでも、かなり状態の良い布団を維持することができますよ。
・良く晴れた日の10時~15時の間に干す。ただし、早朝や夕方は湿度が高く布団が湿りやすくなるので避けましょう。また、晴れた日でも前日が雨だった時は、布団を干すのに適していないので、晴れた日が続いた時に干すようにしましょう。
・両面を干す。布団は片面1~2時間程干せば十分なので、一番気温が高いお昼前後に、片面ずつ干せばあとは取り込んでしまって大丈夫です。一日干している必要はありません。長い時間干していると、布団が傷んでしまうので気を付けましょう。布団の素材によっても干す時間が変わります。中綿表示を確認し、素材に合った時間で干すようにしましょう。羽毛はデリケートなので、夏場0.5時間・冬場1時間、羊毛は夏1時間・冬2時間、合成繊維(ポリエステル)は夏1.5時間・冬3時間、綿は夏2時間・冬4時間がそれぞれ片面の目安です。
・布団を叩かない。布団を叩いてしまうと、繊維がちぎれてしまい布団を傷めてしまいます。布団を取り込む時は、手や洋服用のブラシで軽く払う程度で十分、ホコリや花粉を落とせます。
天気が悪い時や花粉や黄砂などで外に干せない場合は、道具などを使ったり窓際に干しましょう。椅子などを使って日の当たる場所に布団を干せばOKです。室内でも日の当たるところなら、外干しの80%ほどの効果があります。布団乾燥機なら、時間や天気などを気にせずいつでも快適な布団にすることができます。外に干すのが難しいのなら、せめて家を出る時に家の中に干して出るようにするだけでも、だいぶ違います。また、黒い布団干し袋を使えば、布団の中の温度が60℃位まで上がるので、布団干しの効果を高めることができますし短時間で布団干しが終わります。30分干すだけでカビだけでなく、ダニ退治もできるので活用してみてはいかがでしょうか。
布団を天日干しするメリット
布団を天日干しすることで、たくさんの良い効果を得ることができるんです。布団の湿気がなくなってフワフワフカフカの布団になります。湿気が跳べば雑菌が繁殖しにくくなりますし、紫外線を当てることで殺菌効果もあります。臭いの元になる湿気と湿気によるカビの繁殖は、お日様で除湿と殺菌がされれカビ臭いにおいも取ることができます。そして、カビが生えるところにはダニも繁殖しやすいので、ダニの抑制にも効果があります。
もちろん、布団の干し方で布団の状況が変わりますので、正しい布団の干し方をマスターして、毎日良質な睡眠をとりましょう!どうしても外に干せないとか、布団乾燥機を買うお金がない!という時は、布団乾燥機のあるコインランドリーで乾燥させるという手もあります!金額はお店にもよりますが、布団の乾燥で大体800~900円程。持ち込むのも大変なので頻繁には使えないかもしれませんが、梅雨時期などは積極的に使うことを検討してみても良いのではないでしょうか。
布団のカビ対策オススメグッズ
布団を干す時は、布団干しアイテムを使って効率よく干すと、いつでも手軽に快適なお布団を維持することができます。安いもので2千円ちょっとで手に入ります。外に干せない時や万年床になりがちな方は、ぜひとも室内用布団干し竿を取り入れてほしいところです。それに合わせて布団干しカバーを使って干す時間を短縮したり、布団に吸湿シートを取り入れたりすると布団の湿気を抑えられます。
また、フローリングに布団を直に引いている方には、ぜひともすのこを引いていただきたいところ。布団も干せるタイプのすのこは、安いもので3千円台で買えます。フローリングは畳と違って湿度の調節ができないので、布団を敷きっぱなしにしていると、布団とフローリングの間にどんどん湿気が溜まってしまいます。そして、フローリングにカビが生えてしまい、最悪張替えをすることにもなりかねません。フローリングについたカビを落とすのは、ワックスもはがれますし床も傷めるので、出来るだけ避けるのが賢明です。
もし金額的にすのこの購入が難しい場合は、除湿シートを敷きましょう。すのこよりは安く手に入ります。ただし、定期的に干して乾燥させるようにしてください。また、毎日の交換が必要にはなりますが、新聞紙を布団の下に敷くという方法もオススメです。朝起きた時に新聞をチェックしてみると、意外と新聞が湿っていることに驚くでしょう。もしくは、シーツの上にバスタオルを敷いて眠るというのも◎。バスタオルを交換するだけでいいので、シーツも汚れにくくなり大きな洗濯の頻度が減ります。こういった、すでに家にあるものを使えばお金もかかりませんし、すぐにカビ対策を取ることができます。
まとめ
布団を干して取り込む時は、布団たたきで叩くというのが普通でした。なので、以前は午後になるとどこからか布団を叩く音が聞こえてきたものです。しかし、いつの頃からか、そんな音も聞かなくなりました。すっかり常識も変わって、今では室内干ししかしないお宅もあるくらい。研究や技術が発達するにつれて、お布団もグンとお手入れしやすくなりました。古いお布団を使っている方や、布団の半分ほどがカビてしまったものは、新しく買い換えたらメリットしかなかった!なんていうことになるかもしれませんよ。