台風で学校が休みになる基準って？！

皆さんは、台風でお子さんの通う学校がお休みになったことはありますか？　台風が来たからと言ってすべての学校が休みになるわけではなく、当日になっても、学校が休みなのかどうかわからないこともあると思います。特に高校などは、台風が来ても、休みになったり、休みにならなかったりしますよね。台風で学校が休みになる基準はいったいどのように定まっているのでしょうか？　今回は台風で学校が休みになる基準について調べてみました。

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台風で学校が休みになる主な条件

台風で学校が休みになる主な条件についてみていきましょう。台風で学校が休みになる条件は、細かい部分は学校によって様々かと思いますが、大まかな条件は決まっています。それは3つの警報です。その警報というのが、皆さんもよく聞くことがある「大雨警報」「洪水警報」「暴風警報」です。この3つの警報が1つでも発令されている場合、学校が休みになる可能性が高いです。ただし、この条件も、学校が小学校か中学、高校かによって、大きく異なります。

何故かというと、小学校は大体の場合、住んでいる区域によって通う学校が決まります。つまり、ほとんどの場合、徒歩で通える範囲内に学校があるということです。ですので、徒歩で通う分には支障のない「大雨警報」や「洪水警報」では学校が休みにならない場合があります。これも地域によって異なりますが、大体の場合は「暴風警報」あるいは「暴風雷警報」が発令されない場合、休みにならない可能性があります。

反対に、遠くから通う可能性のある高校は、交通機関が使えなくなった時点で休みになる場合もあります。ちなみに、特別警報という警報が発令された場合、どの学校も問答無用でお休みになり、避難を考える必要があります。学校が休みになるかどうかは、警報の有無、そして学校に通う多くの生徒が登校可能であるかどうかが、大まかな基準となっているようです。

台風で高校が休みになる条件

台風で高校が休みになる条件についてみていきましょう。学校が休みになる条件に、3つの警報が関わっていることは前述した通りですが、高校の場合、いつどこで警報が発令されているかも関わってきます。何時までに、どこに警報が発令されるか、その範囲は、高校のある市町村か、あるいは県全域か、高校によって様々になってきます。こうした条件以外にも、遠方から通っている人は、安全に登校できるかを家庭で判断し、学校に電話したり、後日書面によって届を出したりすることで、登校しなくていい、という学校も存在します。こうした詳細の条件については、配られたプリントやHP、連絡網などで確認が取れます。なお、私立高校は台風が直撃する前日に学校が休みになることが決定することが多いようです。

台風で小学校が休みになる条件

台風で小学校が休みになる条件についてみていきましょう。小学校の場合、台風が来て、強風や大雨などの注意報が発令されたら、安全に子供が登校できることを確認した上で、保護者の責任の下、登校させるところが多いようです。警報が発令された場合もこのような対処がとられます。基本的に、学校は責任を取らず、保護者の責任の下、登校させる、というのがセオリーのようです。最初に述べた通り、電車やバスを使わなくても、徒歩で登校できる範囲内に小学校があることが多いため、午前中に暴風警報か暴風雷警報が発令された場合に限り、通学途中に子供が怪我をすることがないように、学校を休みにすることが多いとされています。

台風で学校が休みになったら授業はどうなる？

台風で学校が休みになったら、その分の授業はどうなるのでしょうか。実は、台風もそうですが、学級閉鎖などの何らかの理由で授業が行えなくなった場合の、繰越のルールというのは、はっきり定められていません。小学校などは恐らく繰越の追加授業などはありませんが、高校の場合は、学校によっては、土日や長期休暇などを予備日として充てるところもあるようです。また、他にも放課後を使って簡単な授業をして、繰越とするところもあるようです。

台風で学校を休むかどうかの判断のポイント

学校側が判断しかねて、家庭に登校できるかどうかの判断をゆだねられた場合の、判断するポイントについてみておきましょう。まずは、注意報や警報をテレビやラジオ、インターネットなどで確認しましょう。学校周辺に警報が出ていなくても、自宅周辺に警報が出ていた場合は、安全のため休んだ方がいいでしょう。

次に、交通機関が動いているかどうかです。都心部などは台風に弱く、交通機関が止まってしまいがちですから、登校に使用している交通機関が動いているかどうかを確認しましょう。動いていない場合、無理に登校するのは危険を伴うため、休むための正当な理由となります。最後に、自宅近辺の様子を見ましょう。警報はまだ出ていないが、雨風が強く、外を出歩くのは危険だ、と判断できる場合は、自宅を出ず、学校に連絡し、万が一に備えて避難などの準備をしておくといいでしょう。それ以外、安全に登校できると判断できた場合は、最大限の注意を払って登校しましょう。

まとめ

私の高校は山の上の高台にあったため、暴風警報が発令されると、すぐ休校になっていました。このように、学校によって休校の判断基準は様々ですから、こまめにHPや配布されたプリントなどを確認しておくといいでしょう。