少年院の年齢制限は?!少年院についてのアレコレ
世間で少年犯罪について騒がれる事が増えていますよね。メディアなどを通して、少年犯罪や、少年院、鑑別所、という言葉を聞くことも多くなりましたが、実際にそれらのちゃんとした定義や内容はよく分からない…なんて人も少なくないようです。少年院というくらいだから少年のためのものとは言え、その年齢制限はどうなってるいるのでしょうか?今回はそんな少年院について、年齢制限などについてまとめてみました。
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そもそも少年院とは?
そもそも少年院とはどのようなものなのか、紹介していきます。多くの人がなんとなく理解している範囲として、少年院は犯罪を犯した少年が送られるところ、というものですよね。大きくまとめれば、まさにその通りですが、実は少年院にも種類があり、その犯罪の種類や、回数、年齢によって、送られる少年院は違ってきます。そもそも少年院に送られるかどうか、そしてどの少年院に送るかどうか決めるのが、家庭裁判所の審判です。この審判です少年院送致を決定した場合のみ少年院に送られます。少年院は、少年院法という法律をもとに法務省矯正局が管理する、施設です。ここでは、少年の社会復帰を目的とし、健全な育成のためのサポートや教育などを行なっています。
少年院の年齢制限と入院期間など
そんな少年院は、何歳から何歳までが入所するものなのでしょうか?また、入院期間についてもあまり知られていないのが現状です。少年院にはそもそも4種類あり、
・第一種少年院:心身に障害のない12歳~23歳未満の人が入所する
・第二種少年院:心身に障害はないですが、犯罪の傾向が進んでいたり繰り返したりしているおおむね16歳から23歳未満の人が入所する
・第三種少年院:心身に目立った障害のある、おおむね12歳~26歳未満の人が入所する
・第四種少年院:実際に刑が執行されることが決まり、その執行を少年でうける人が入所する
というようになっています。このように、年齢制限は少年院によって違い、全体的な年齢幅としては12歳〜26歳というようになっています。入院期間についても、正確にこれと言った決まった期間はありませんが、多くの人がだいたい6ヶ月〜1年間の入院が多いようです。
少年院での生活とは?
そんな少年院では入所者はどのような生活を送るのでしょうか。先ほどもお話ししたように少年院は、その少年達の社会復帰や健全な育成を目的にしているので、それに合わせたプログラム、生活パターンを行なっています。まずは、犯罪について、加害者や被害者、その関係者やその後の影響などとにかく犯罪について深く考えさせたり、善良な社会人として社会に出ていくための生活習慣や知識を提供する生活指導を受けます。その他にも一般的な教科を学んだり、体育指導もあり基礎体力をつけたり、運動を通してストレス処理の方法を学んだりします。また、少年院を出た後のための、職業訓練、職業指導もあり、働く上で必要な基礎知識や、技術を学ぶことができます。こういったプログラムが日々の生活で行われますが、全員が全く同じものをやり同じ生活をするのではなく、一人一人の性格やバックグラウンドに合わせて少しづつ違いがあり、それぞれに1番最適な生活を送ることになります。
少年院と鑑別所、年齢制限や期間に違いはある?
ニュースやメディアなどでは、少年院という言葉だけでなく、鑑別所という言葉もよく耳にすることがありますよね。でも実際、この少年院と鑑別所のちゃんとした違い、どちらがどのような役割を持っているのか、年齢制限などにも違いはあるのか?ということについてまで知っている人は多くないようです。では、少年院と鑑別所、実際にどのような違いがあるのでしょうか。まずは、その収容の目的と理由に違いがあります。少年位は先ほどもあったように、主に少年の更生や社会復帰を目的にしていますが、鑑別所はそもそも、少年院に送る必要があるのか、どういった心理状態なのか、など、家庭裁判所が審判するためにその少年についていろいろ知るために収容し話を聞いたりするのが鑑別所の目的と役割です。そのため、鑑別所自体の年齢制限はほぼ少年院と同じくらいになりますが、そもそもこの鑑別所での期間を通して、どの年齢制限の少年院に行くか、という判決にも左右します。次に、収容期間についても差があり、少年院は6ヶ月〜1年が一般的ですが鑑別所は基本的には2週間、長くても8週間程度となります。
少年院と年齢制限、覚えておきたいこと
少年院や少年法に関しては、本当に賛否両論、いろいろな議論が繰り返されていますよね。その年齢についても、中学生くらいならまだしも高校生やそれ以上の若者はもう大人と同じように罪を犯したらしっかりと裁かれ刑を受けるべきなのではないかという声も多く聞かれます。少年法や少年院法自体必要ないのではないかという主張もあるようです。全ての意見に感じで、議論がなされることはいいことですし、どの意見が正解で不正解か、というのは分かりません。ですが、こういった意見を出している人の中でも、実際に今回お話ししたような本当に基本的な少年院のことや目的、実際のプログラムについても知らない人が多くいるようです。今後一層よりよい少年犯罪に対する対応や、社会を作り、いい議論を、していくためにも、まずはどんなメリットデメリットがあるのか、知ることが大切です。
まとめ
少年院について年齢制限やその他の情報も意外と知られていない事も多いですがこれを機にもっと知っていけるといいですね。