バスタオルは洗濯を分ける? 分けない?
洗濯をする時、バスタオルなどのタオル類と衣類は分けて洗っていますか? 洗濯物の中には分けて洗わないといけないものもありますが、一般的な家庭はどのように分けて洗っているのでしょうか。今回はバスタオルなど、分けるか否かの判断の曖昧な洗濯物について調べてみました。
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バスタオルは洗濯を分けるべきか
まずは問題のバスタオルについてみていきましょう。バスタオルなど直接肌に触れるものは雑菌が多くなってしまいます。これではほかの洗濯物に移ってしまわないか心配ですよね。これだけを聞いてみると、やはりバスタオルは分けて洗った方がいいのではないかと思いがちですが、実は、分ける必要はありません。なぜなら、多くの洗濯洗剤に含まれている界面活性剤には再汚染防止作用があるからです。再汚染防止作用とは選択の際に洗濯物から離れた汚れがほかのものにつくことを防いでくれます。つまり、多少の雑菌がついている洗濯物とほかの洗濯物をいっしょに洗っても、汚れが移る心配はありません。ただし水の量や洗剤の量を間違えてしまうと、正しく作用しない場合があります。また、汚れの量が多い場合も同じことが言えます。洗剤の使用容量・用法はお守りください。これにさえ気を付けていれば、バスタオル等もいっしょに洗っても大丈夫でしょう。
一般的に洗濯を分けるもの
では一般的に分けて洗濯するものは一体どんなものでしょうか。細かくみていきましょう。まずは色移りしやすいもの。色物の新しい服と白っぽい服を一緒に洗ってしまうと、色移りしてしまいがちです。色移りの心配がある服は分けて洗いますよね。次にセーターやニット等の傷みやすい洗濯物は扱う洗剤も異なります。分けて洗う家庭がほとんどでしょう。また、汚れがひどいものや雑巾などはさすがに分けて洗う方が多いでしょう。また、バスマットなども同様の理由で分けて洗うことが多いようです。これらのことから見てわかるように、デリケートなもの、汚れや色が気になるものは分けて洗っている家庭が多いようです。
家庭によって洗濯を分けるもの
次に、家庭によって洗濯を分けるものを見ていきましょう。家庭によっては分けて洗う、という場合なので、参考程度にみておきましょう。まずはフェイスタオル。清潔感の気になるフェイスタオルは同じタオル類でもバスタオルとは分けて洗う家庭もあるようです。次に靴下。これはやはり汚れが気になる方はほかの洗濯物とは分けて洗う方がいるようです。また、中にはパジャマも分けて洗うという家庭もあるようで、少々潔癖な方もいる模様です。このように、家庭によっては細かく分けて洗濯をするようです。
バスタオル以外で分けるタオル類
さきほど、バスタオルは分けて洗わなくても大丈夫、という話はしましたが、バスタオル以外のタオル類についてみてみましょう。最初に話した通り、清潔感の気になるフェイスタオルもバスタオルも一緒に洗っても問題はありません。しかし、新しいタオル類は分けて洗った方がいいようです。また、毛足の長いタイプも分けることをお勧めします。というのも、こういったタイプのタオル類は、一緒に洗ってしまうと、毛が抜けてほかの洗濯物についてしまうことが多々あるため、洗濯は分けたほうがいいでしょう。この際、目が細かめの洗濯ネットに入れると、お互いに糸くずがつくのを防ぐこともできるのでお勧めです。
意外と知らない洗濯を分けるべきもの
最後に、意外と知らない、洗濯を分けたほうがいいものについて見てみましょう。まず、これは知っている方も多いと思いますが、初めて買った色物。これは色移りの可能性があるためです。ここで豆知識ですが、その服が色移りするかどうか確かめる方法があります。服の裾の裏などを目立たない部分に洗剤をちょっと溶かして、その部分を白いタオルなどでこすって洗い、そのタオルに色移りするか否かで判断できるようです。次に分けて洗うべきは紐のついた衣類などのデリケートな衣類。他の洗濯物と洗ってしまうと、型崩れしたり、最悪の場合、破れたりしてしまいます。洗濯をする際には洗濯用ネットに入れて洗いましょう。ほかにもフリースなどほかの洗濯物の繊維がついてしまうものも分けて洗った方がいいでしょう。色物、デリケートな衣類、フリースは要注意ですね。
まとめ
細かく洗濯を分けるのは大変ですよね。最近の技術の進歩のおかげで、だいたいのものは一緒に洗っても大丈夫になってきているようです。これで多少の汚れが気になる洗濯物もまとめて洗ってしまっても安心ですね。しかしこれまでに述べたとおり、分けて洗った方がいいものも存在します。大切な洋服は大切に扱って、いつまでも綺麗なまま着ていたいものです。正しい洗濯で大切な洋服を守っていけたらいいですね。