黒い小さい虫が部屋に!飛ぶ虫?飛ばない虫?その正体とは
2020/04/13
あなたの部屋に出る黒い小さな虫の正体をご存じですか?飛ぶタイプの虫か、飛ばないタイプの虫かで対処法が変わってきます。まずはあなたの部屋に現れる、その黒くて小さい謎の虫の正体を明確にすることが肝心です。たとえ1匹でも視界に入ればとても不快です。今後の快適な生活を守るためにも、虫を部屋に入れない対策もしっかりと頭に入れておきましょう。そこで今回は、部屋に現れる小さな黒い虫についてまとめてみました。
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黒い小さい虫は飛ぶ?飛ばない?
あなたの部屋に現れる虫は、飛ぶタイプですか?それとも飛ばないタイプですか?飛ぶか飛ばないかで、現れる場所などや駆除する方法も変わってきます。まずは、部屋でよく見られる黒くて小さい虫をご紹介いたします。虫の特徴は部屋に現れる虫と一致しますか?それぞれの特徴と照らし合わせてチェックしてみてください。
飛ぶタイプの黒い小さい虫
・ハエ…ハエは日本国内では約3000種類も生息していると言われます。1度の産卵で50~150個の卵を産み、温度が高くなると生長スピードが速まるため、夏場は気を付けなくてはいけません。動物の排泄物や死骸、腐敗植物質といった繁殖のためのたんぱく源を摂取します。これらの中には寄生虫やウイルスが繁殖しているものも多くあるので、ハエは餌を介して私たちに感染症を運んできてしまいます。私たちの生活圏に主に生息しているのは、イエバエという種類。自然界に生息していることはほとんどなく、私たちの生活圏がハエたちの生活圏になります。体長6~9㎜で灰色や褐色、胴体に縦縞が入っています。おもに、キッチン・リビングなどの食品が置いてある場所や、トイレ・飲食店・ごみ置き場などに現れます。
・クロバネキノコバエ…ハエよりもさらに小さく、部屋に現れるコバエはこのタイプが多いです。体長は1~2㎜程で、畑、腐葉土や有機肥料を使った観葉植物、自然の中で大量発生することがあります。寿命がとても短いので数時間で死んでしまいますが、午前中に発生することが多いです。基本的には年中見られますが、梅雨時期に大量発生しやすく、雨あがり後などにも大量に見られます。
・蚊…毎年夏になると、誰もが悩まされる虫。蚊のエネルギー源は糖分なので普段は花の蜜などを吸っていて、血を吸うのは産卵のための栄養を必要とするメスのみ。人が出す炭酸ガスや皮膚の匂い・温度を感知して吸血源を探し求めます。アカイエカは夕方から夜にかけて、ヒトスジシマカ(ヤブ蚊)は昼から夕方にかけて、オフィスや地下鉄などで吸血するのはチカイエカで年中発生しています。
・ゴキブリの幼虫…ゴキブリの幼虫は黒っぽくて、一番小さいもので4㎜ほど。1つの卵の入った鞘の中には22~28個くらいの卵が入っています。卵鞘は長さ12㎜×幅5㎜×厚さ3㎜ほどと大きめで、固い殻に覆われているので薬剤が効きづらいです。暗くて人目に付かない暖かい場所にいます。
・トビムシ…日本全国に生息し、湿った環境や腐った植物を好みます。風呂場やキッチンなどの、風通しが悪くて木材などが腐った場所や有機肥料を与えた観葉植物を室内に持ち込んだ場合などに室内で大量発生することがあります。体長は2~3㎜が多く、白色・褐色・緑色・紅色など様々な体色があります。翅がないので飛べませんが、数㎝~数十㎝ほど飛び跳ねることができます。
・カツオブシムシ…毛織物や絹、麻といった繊維を食べる虫。日本に生息する代表的な種類は、ヒメカツオブシムシとヒメマルカツオブシムシの2種。ヒメマルカツオブシムシは日本全国に生息し、成虫の体長は2.5㎜~3㎜ほど。黄・黒・白の毛が身体全体を覆っています。ウールやカシミヤなどの毛織物、麻・絹などの植物の繊維、鰹節・煮干しのような乾燥食品、虫の死骸などを食べます。ヒメカツオブシムは日本全国に生息し成虫の体長は3.5㎜~5.5㎜ほど。黒色で楕円形の甲虫。ヒメマルカツオブシムシと同じものを好んで食べますが、咬む力が強いので食品の包装も食い破って侵入することもできます。
・シバンムシ(死番虫)…家庭でよく見られるのはタバコシバンムシです。タバコシバンムシの成虫は体長2~3㎜、赤褐色や茶褐色をしています。乾燥食品を好み、包装用紙を破って侵入してきます。乾麺・パスタ・米・麦・トウモロコシなどの穀物・小麦粉などの粉類・鰹節・香辛料・チョコレートなどのお菓子・ペットフード・ドライフラワー・畳などなど、とにかく何でも食べてしまいます。主な発生時期は5~10月で幼虫の姿で越冬をします。
飛ぶ黒い小さい虫ならカメムシ!?
上記で紹介した部屋で見られる虫と違って、駆除が厄介な虫もいます。それはカメムシです。「屁こき虫」や「ヘッピリムシ」などと呼ばれるように、刺激を与えると強烈な臭いを発します。臭いだけでなく農作物も荒らすので害虫として扱われることが多いです。カメムシはとても種類が多く、大きさ・形態・体色も様々。一般的に見られるカメムシは1㎝前後の緑色や茶色の6角形をしていますが、5㎜前後の小さいものもいます。4月~10月の間に発生し、2㎜の隙間があればどこでも侵入可能で、越冬場所を探すため室内へと侵入することもあります。6角形の形ならすぐにカメムシだとわかるのですが、模様のないテントウムシのように、黒っぽくて小さく丸い見た目のマルカメムシは、カメムシと分からずに刺激を与えたりしてしまうと最悪の結果を招くので見かけたら要注意です!
黒い小さい虫が部屋に出る原因
部屋に虫が現れる時、虫たちが主に侵入経路としているのは窓や壁にある隙間、排水溝が主です。ドアの開け閉めの際に入ってしまうこともありますし、玄関ドアに付いている郵便受けから侵入することも。さらに、家の中に虫を呼び込むものがある…つまり虫の餌があるのなら、あらゆる隙間を縫って虫はその餌を求めに室内へと侵入してきます。虫の餌となるのは、生ごみや食べ物の食べかす、排水溝の汚れやぬめり、部屋の隅に溜まっているホコリ、観葉植物に使われている有機肥料や腐葉土、花の香りがする芳香剤など、匂いを発する汚れやものをめがけて虫たちはやってきます。その他にも、シバンムシのように乾物や本などの紙類、畳などを餌にする虫もいます。
部屋に虫が現れた時の対処法は?
部屋に虫が現れた時、虫によって対処法が変わってきます。ゴキブリの卵を見つけた場合は、殺虫剤は効きづらいのでたたいて(潰して)駆除するのがベストです。刺激を与えると強烈な臭いで攻撃をしてくるカメムシのような虫には、刺激を与えないようにガムテープで張り付ける、ペットボトルで取るという方法が有効です。もしくは、臭いを出す前に凍結スプレーで凍らせてしまうというのも◎です。
これは、動きが早く寒さに弱いゴキブリにも効果的です。蚊やハエには蚊取り線香が効果的ですし、ゴキブリの卵は難しいですがゴキブリの幼虫やそれ以外の虫になら基本的に殺虫剤で対応できます。ただ、シバンムシやカツオブシムシなどは、目に見えない箪笥の裏や押入れの中、畳の裏などに生息しているものなので見つけ出すのは一苦労です。そんな隠れている虫を駆除する場合は、燻煙タイプの殺虫剤を使うと効果抜群です。
そして、被害の拡大を防ぐ、虫の成長を止める、大量発生を防ぐなどのためにも、虫を見つけたら早めに対策を打った方が良いでしょう。被害が大きくなってからでは駆除するのも大変です。虫が虫を呼び込むということもありますので、現れた虫が少ないうちにパパッ!とやっつけてしまいましょう!!
部屋に虫を入れない方法
一度部屋の中に現れた厄介な虫たちを、部屋の中に入れないようにするためにはどうすればいいのでしょうか? 対策方法はたくさんありますが、100%虫を入れないようにするのは難しいということだけは頭に入れておきましょう。家の出入りの際や窓のお掃除などをするときには、どんなに気を付けていても虫が入ってきてしまいます。虫が入らないようにと常に気を張って生活していては、体力も精神もかなり消耗してしまいます。
しかし、虫が部屋の中に入ってくるのは単純に「餌があるから」なので、外にいる虫たちに家の中の餌の存在がばれないようにすればいいのです。もちろん、越冬のために家の中に入ってくることもありますが、そういう場合には虫が寄り付かないように予防策として燻煙剤を焚いておくとか、こまめに虫が嫌うアロマを焚いたりすると虫が家の中に入ってくることは激減します。
小さい子や動物などの生き物を飼っている人にはオススメしません。燻煙タイプのものなら、多少の効果は薄れますが小さい子や動物を飼っていても悪影響を及ぼさない種類も売っています。爬虫類や熱帯魚、小動物にはそれでも体への悪影響が大きいので、使う際には気を付けなければいけません。
また、動物にはアロマは有害なので、動物を飼っている方はアロマを焚いたりアロマを配合した製品を使うことは避けましょう。あなたの家庭環境に合った方法をきちんと選ぶ必要がありますが、まずは、できる限り部屋の中を綺麗にすること。水回りの汚れやぬめり、髪の毛などのごみやカスもないように綺麗な状態をキープしましょう。生ごみもこまめに捨てる、ごみ箱は蓋つきのものにする、生ごみや臭いの強いものを捨てる時は新聞紙に包むとか袋を二重にするなどの工夫をし、ごみを溜めない。
そして、食べ物やごみ箱を日の当たらないところに置くことも大切です。野菜やお米など、食べ物を床に直置きすることも虫が湧きやすくなってしまうのでやめましょう。部屋にホコリが溜まらないよう、こまめに掃除をして常に清潔な状態にしておくことも重要です。サッシやドアの隙間には隙間テープを張る、網戸には殺虫剤をかけるというのも家の中への侵入を防ぐのに効果的です。
まとめ
直接人間には被害がなくても、アレルギーの発症になったり二次被害を及ぼすこともある虫たち。一匹部屋の中に出れば、他にもいるということも忘れてはいけません。カメムシを料理して食べる会などの変わった方々も世の中にはいらっしゃいますが、虫をこよなく愛する方々意外にとっては、やっぱり関わりたくない存在です。家の中に入ってこられないように、家の中を虫が嫌がる環境に整えておけば、自ずと虫も現れなくなってきます。虫の嫌いな環境、それは清潔で良い香りのする環境です。そんな環境づくりを心掛け、虫との共同生活からサヨナラしましょう!