観葉植物に虫がわかないようにしたい方必見!効果抜群対策法
2020/02/21
観葉植物を育てていると、どうしても虫がわいてしまったりしますよね。虫はあらゆる経路をたどって室内に侵入してきます。室内への侵入を防ぐことも大切ですが、残念ながらそれには限りがあります。では、一体どうすれば室内への虫の侵入を防ぎ、観葉植物に虫がわかないようにできるのか?そもそも室内へ虫が侵入するには、室内に虫が必要とするもの、つまり「食料」や「寝床」があるからです。特に観葉植物にわく虫は、観葉植物自体やその環境を求めてやってきているので、観葉植物自体に虫を寄せ付けない対策を取るのが一番手っ取り早く、効果的でもあります。そこで今回は、観葉植物に虫がわかないようにするための予防法についてまとめました。
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観葉植物を育てる時の残酷な現実
観葉植物を育てる上で、知っておかなければならないことが一つあります。それは残念ながら、観葉植物を育てていく場合、虫がわかないようにするのはほぼ無理だということです。屋外で育てるのなら尚更そうですが、室内で育てたとしても、やはり100%防ぐというのは難しいということを理解しておいてください。しかし、だからと言って観葉植物に虫がわくのを許すわけにはいきません。虫は、観葉植物を枯らせてしまうこともありますし、もし室内で育てていたのなら、住環境や健康にも悪影響を及ぼしてしまうからです。
つまり、植物に虫がついてしまったら、容赦なく退治しましょうということです。虫も生きるために必死ではありますが、こちらも生きるために必死!この世は弱肉強食です!虫には申し訳ありませんが、虫がわいたらすぐ徹底的に駆除する、そして虫が来ないような対策を徹底して行い、植物と自分の生活を守りましょう!!では、害虫から植物を守るためにはどんな方法があるのか?詳しくご説明していきましょう。
観葉植物の土の種類を変える
観葉植物に虫がわいてしまう原因の一つとして、土があげられます。植物の土には、虫が好む油粕や骨粉、鶏糞などを使った有機肥料が使われることが多く、臭いが強いです。虫は有機肥料の材料を餌としていますし大好きな臭い、というより「有機肥料の臭い=餌」と判断するため、どんどん集まってしまいます。特に、有機肥料を土の表面だけに使っている場合は虫がわきやすいです。さらに、油粕を使っている肥料は、コバエを大量発生させてしまうので気を付けてください。あなたの植物の土はどんな状態になっていますか?有機肥料は植物が丈夫で健康に育つには欠かせないもので、化学肥料に比べると効果も大きいため人気がある肥料です。
しかし、虫がわいてしまう原因となってしまっているので、植物に群がる害虫に困っているのなら思い切って土を変えてしまいましょう。確かに有機肥料は植物にとってはとても優秀なものですが、与える回数が多少増えることはあれどもそれに見合う優秀な化学肥料もありますし、無臭の有機肥料もあります。今育てている植物にはどのタイプが合っているのか調べて、植え替えてみてください。
虫がわかないような土に変える
もし、あなたが育てている植物がそれほど大きくない物なら、植物の土をハイドロボールに変える方法も虫をよせつけない方法としてはとても効果的です。ハイドロボールは粘土をボール状にして高温で焼いたものです。通気性、保水性に優れているので、水やりの回数も少なくて済みます。ハイドロボールが汚れても洗って繰り返し使えるので、経済的&清潔。そのうえ、ガラスの入れ物に入れて使うと、植物の成長過程をよく観察できますし、見た目もオシャレです!土で育てるよりは生育がゆっくりになるので、成長を楽しみたい方には土で育てることをオススメしますが…土を使わずに育てるので虫の発生が驚く程減りますよ。
この場合、注意してほしいのは水の管理です。ハイドロカルチャーで育てる時は、鉢植えの3分の1の量の水を張っておく必要があります。土とは違って常に鉢の中に水が入っている状態になりますので、ずっと同じ水が入ったままになると水が汚れてきます。汚れた水をそのままにしておくと、苔や藻が発生したり、水を好むコバエやボウフラなどの小さい虫がわいたりしてしまいますので要注意です!虫がわいたからと言って、水に農薬を混ぜたりや殺虫剤をかけたりするのはNG!植物が死んでしまいます!まずは、特に水が汚れやすい夏場を中心にこまめな水替えを行い、虫の発生を防ぎましょう。
虫除け予防法と駆除方法
観葉植物につく虫には色々な種類がありますが、アリの巣や虫の幼虫など土の中に現れると、駆除が大変。土の中が虫のねぐらにならないよう、定期的に土を変えるのも一つの方法です。新しいフカフカで栄養たっぷりの土に変えれば、植物の生長もよくなりますし、清潔な鉢土を保てます。土を清潔に保つのなら、天日干しや消毒をする方法もあります。やり方は、植物を抜いた土をシートや新聞紙の上などに広げ、土にまんべんなく日が当たるようにして天日干しをします。植物を抜くときは、すべての土を無理に取ろうとせず、根っこの解せる部分だけでOKです。無理に全部の土を払おうとすると根を痛めてしまうので気を付けてください。
そして土を消毒するには、土を濡らしてビニール袋に入れ、直射日光を当てて蒸し焼きのようにして消毒をします。この時黒いビニール袋だとよりしっかりと消毒することができますよ。湿気が多い土の場合は、濡らさずそのまま袋に入れて日光に当ててください。もし、土に虫が付いているのが目に見えている場合には、鉢を殺虫効果のある薬剤を薄めた水の中に完全に浸してしばらく放置します。すると、死んだ虫が表面に浮いてきますので、それを取り除けば完了。ですが、やはり土に虫がついてしまった場合には、土を全部取り換えた方が無難です。仮に、土の虫を駆除したとしても、土の中の深いところにいる虫は殺せても死骸までは取り除けないからです。なので、もし土に虫がわいていたり幼虫や卵のようなものを見つけたら、それらが成長したり増える前に直ちに土を全部取り換えましょう。
そして、虫が寄ってこないように虫除け対策を取ればバッチリです!効果的な虫除け方法としては、虫除け薬を使うのもいいですが、小さいお子さんや動物を飼っている場合にはちょっと不安なところ。そこで、どんなご家庭でも安心安全に使える予防方法として、完全植物由来のニーム原液(オイル)もしくは木酢液をオススメします。ニームは植物として育てても、虫除け効果には十分威力を発揮してくれます。ニームの種子には「アザジラクチン」という成分が入っており、これが200種類以上もの昆虫に対して摂食障害を引き起こします。
ニームの付いた葉や茎などを食べた虫は、だんだんと食欲が衰えてやがて死滅するというわけなのです。特にアブラムシやカメムシには効果テキメン!効果の持続は、環境によって異なるため3日~5日くらいの間隔で与えるのが◎。ニームは暖かいインド原産の植物なので、観葉植物として育てるもの悪くはないですが、日本の冬の寒さでは育ちにくため、育てるのが難しいです。ですがニームの原液ならそんなことは気にせず使えますし、植物だけではなく人間にもアーユルヴェーダや化粧品などとしても使っているくらい安全なオイル。使い方は原液をそのまま使うのではなく、基本的に薄めて霧吹きなどで植物にかけたり土にかけたりして使います。葉の裏は特に虫が付きやすいので、葉の裏にもしっかりとスプレーしましょう。ニームは植物にも人にも動物にも安全ですが、原液では効果が強すぎたりかぶれたりする可能性があるので、必ず薄めて使ってください。臭いが独特なので、慣れるまでには時間がかかるかもしれません。
臭いと言えば、木酢液も独特の臭いがします。木を燃やして炭を作るときに発生する煙を冷やして作るので、完全植物由来の植物、人、動物には安心安全なアイテムです。ただし、動物にも安全ではありますが、この臭いは基本的に嫌いです。植物へのいたずら防止には使えるかもしれません。こちらも原液ではなく薄めて使います。
ニームの場合は、だんだん虫を弱らせて駆除していく方法なので、すぐに虫を死滅させることは難しいのですが、こちらはニームに比べれば比較的早く駆除することが可能です。とはいえ、殺虫剤のような化学薬品ではないので瞬殺は難しいということはご承知ください。木酢液は、主に殺菌、防腐、病虫害予防、防除の効果があります。家の中で殺虫剤を振りまくのに抵抗がある方は、ぜひこれらで虫除け対策をしてみてください。その他、観葉植物に虫がわく原因として、鉢底の受け皿に溜まった水があります。虫は水辺が大好き!さらに、鉢底の水は土の中を通ってきた水なので汚れています。そんな汚れた水をずっと放置しておくと、虫が集まり時期によっては産卵もします。受け皿の水が溜まっていたらその都度きちんと捨てましょう。植物の葉っぱに霧吹きで水をあげたり、濡らした布で拭いたりして葉水をあげるのも害虫予防に効果的です。
比較的虫がわかない観葉植物
今育てている植物に虫がわいてしまってお悩みなら、上記でご紹介したような方法でまずは駆除をしましょう。これから植物を取り入れたい、増やしたいとお考えなら、虫がわきにくい植物もありますのでそちらを取り入れてみてはいかがでしょうか?では早速、虫がわきにくい植物をご紹介しましょう。
・モンステラ …大きな葉っぱに深い切れ込みが入っている植物です。耐陰性なので日当たりの悪い部屋でも育ちます。小さい鉢のものも売っていますが、大きく育つ植物なので、小さく育てたい場合にはこまめな選定をするかハイドロカルチャーで育てると良いでしょう。
・ポトス …ポトスは日陰でもグングン育つほど生命力が強く、お手入れも楽なのでとても人気がある植物の一つです。蔓性の植物で、種類も豊富にありますので、お好みの物を選んで育ててみてはいかがでしょうか。
・アイビー …寄せ植えや街中の植栽にもよく使われている植物なので、目にしたことのある人も多いと思います。半日陰で育ち、水やりが少なくても育つほど丈夫な植物です。綺麗な斑入りの種類が豊富な、ポトス同様蔓性の観葉植物なので、ハンギングや高いところに置けば、その特性を生かして飾ることができます。
・ユッカ …青年の木とも呼ばれ、とても丈夫で育てやすい植物です。日陰でも育ちますが、日当たりの良いところで育てるとより丈夫に育ちます。
・ガジュマル …沖縄では「キムジナー」と呼ばれる火の精霊が宿ると言われていて、コンクリートを突き破るほどの強い生命力があり、その力で他の植物に巻き付き絞め殺してしまうことから「絞め殺しの木」とも呼ばれています。一方、太い幹がたこ足のようにも見えるため「多幸の木」や「幸せを呼ぶ木」「幸福の木」とも呼ばれていたりもします。数々の異名を持つ植物ですが、とても丈夫な植物なので虫にも強く、育て方も簡単です。
・シェフレラ …少し前まではカポックという名前の方が主流でした。生命力が強く、育てやすく枯れにくい植物です。シェフレラはハイドロカルチャーでも育てやすいですよ。種類もとても豊富で、日陰でも育ちます。
・ペパーミント …ミントの香りは虫だけではなく動物も苦手ですね。ほかの植物と一緒に植えるか、鉢を隣に並べるだけでも十分虫除けの効果はあります。繁殖力が強いので、伸びてきたら摘み取って大きさを調整してください。摘み取った葉っぱを綺麗に洗って、ティーポットに入れ、そのまま注げばフレッシュミントティーの出来上がりです!摘みたての葉で入れたミントティーはえぐみも少なくとってもおいしいので、ぜひミントのお手入れと一緒にミントティーも楽しんでみてください。集中力が下がったときや、気分をリフレッシュしたい時はミントの葉を軽く揉むと香りが立ち上がるので、気分転換にぴったりです。
まとめ
観葉植物に虫がつかないように対処するのも大切ですが、お店で買ってくる場合に、虫がついていないかをきちんと確認することも大切です。そして、お店で買ってきた土の中にすでに虫がいる場合もあります。お店で売られている植物の鉢土は肥料が入っていない場合もありますので、そういった点からみても、買ってきた植物は新しい土に植え替えると安心です。そして、殺虫剤などの化学薬物を使う場合は最後の手段と考えましょう。