「かっこいい」がキーワード！思わず惚れてしまう猫の種類

基本的に猫はかわいいと言われる存在ですが、かわいいだけじゃない魅力もたくさんありますよね！数ある魅力の中でも、今回は猫のかっこいい部分にフォーカスしてみましょう。一体猫にはどんなかっこよさがあるのか、いくつかのカテゴリーに分けて、かっこいい猫の種類についてまとめてみました。

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かっこいい姿をした有名な種類の猫

・アビシニアン …エチオピア・イギリスが原産。太陽光でキラキラ輝く美しい毛並みはティックドタビーと呼ばれる。しなやかで筋肉質な身体は高貴な雰囲気を漂わせています。

・アメリカンカール …アメリカ原産で、1983年に認定された新しい種類の猫。三日月状にカールした耳を持つ。筋肉質な体型となだらかなカーブを描く綺麗な鼻筋、体と同じ位長い尻尾、比較的大きい体型で存在感もバッチリ！

・オシキャット …アメリカが原産。柔らかくて光沢のある毛並みに、とても長い先端が黒い尾がまたかっこいい！大柄で体格がよく、大きい顔は「クーガーフェイス(アメリカライオン)」とも言われるほど。

・ノルウェージャンフォレストキャット …ノルウェー原産のため、非常に重厚な毛並みを持つ。美しい顔と優雅な見た目に似合わず、森の番人とも呼ばれるほど強靭でがっちりした肉体を持つ。北欧では幸運の使者として特別に扱われます。

・バリニーズ …名前の由来が「立ち居振る舞いがバリ島のダンサーのように優雅だ」ということからきているほど、その姿は上品でみやびやか。サファイアブルーの美しい瞳を持ち、首回りと尻尾部分のセミロングの被毛が、身のこなしをより優雅にさせます。
・ベンガル…ヒョウを思わせるロゼット模様を持つ。筋肉質でとてもワイルドな姿はまさに小型のヒョウを思わせます。大きい猫だと8kgほどにも成長します。もちろん性格もとても活発！
・メインクーン…アメリカ原産で、ボリュームたっぷりの被毛を持つ。胸元にある長毛はまるでライオンのたてがみのようです！筋肉質でがっちりした身体は、穏やかな巨人とも呼ばれるほど大きく育ちます。

かっこいい姿をした希少種の猫

・アラビアンマウ …アラビア半島原産。筋肉質でがっちりした体型に長い脚。活動的でとてもすばしっこく遊び好き。人間大好きで、飼い主には忠実です。そして食べるの大好き！食いしん坊さんです。

・サバンナ …アメリカ原産。身体の大きさは3~13kgと個体差があり、体と脚と首が長いのが特徴。目尻には「チーターティア(チーターの涙)」と呼ばれる一筋の模様が鼻の脇を通ってヒゲまで伸びています。サーバルの血が入っているため、体に斑点模様があります。ジャンプ力に優れ、垂直飛びで2.5ｍほどもあるので冷蔵庫の上などは一跳びで乗ることができます。特定動物に指定されており、店頭などではまず購入できません。価格も高額なため、なかなかお目にかかれない猫です。

・サファリ …アメリカ原産。繁殖が難しくとても希少な品種です。あまりにも希少故に「猫界のロールスロイス」という異名があります。希少種のためとても高額なうえに、飼育許可証と檻の設置など規定の飼育環境がないと飼うことができません。サバンナ同様、目にすることがまずないレア猫です。

・カリフォルニアスパングルド …アメリカ原産。アフリカでのヒョウの密猟を防ぐために作られた品種のため、見た目も小型のヒョウそのもの。細く長い胴と小ぶりな斑点模様が入っています。

・トイガー …アメリカ原産。虎に似た見た目の猫を目的として作られた品種。本物の虎にも劣らない、綺麗な縞模様が入っています。しかし、もっと虎に似せるために現在でもコンピューターによるシュミレーションをしながら研究中です。

名前がかっこいい！猫の種類

・ドランゴンリー …名前の通り中国が原産。中国に生息するヤマネコの亜種と言われているだけあって、その模様も見た目もヤマネコに非常に近いです。

・ドンスコイ …かっこいいというより、どちらかというと強そうなイメージを彷彿とさせる名前ですが…見た目もかなりインパクトがあります。無毛の猫で一見すると、同じ無毛種のスフィンクスと見紛う程。それもそのはず、フィンクスの血も混ざっているので、ドン・スフィンクスという別名も持っています。

・チートー …オシキャットとベンガルのハイブリッド品種で、綺麗な斑点(スポット)が入っています。アメリカが原産。名前の由来はもちろん、見た目がワイルドでチーターのようだから。大きいと10kgにもなる大型猫なのも、かっこよさの所以です。

・キプロスアフロディーテ …名前を聞いただけで後光がさしているような、神々しい名前。地中海の島々の一つ、キプロス島で発見された品種で、島に残る女神アフロディーテの伝説になぞらえてつけられました。見た目も長毛で逆三角形のスラッとした顔立ちをしていて、とても美しい。

・エーゲキャット …モーゼのようにエーゲ海を割ってしまいそう（？）な名前の猫。日本猫に見た目も体格もとてもよく似ていて、ギリシャの海で育ったため水が大好き。アイラインが入った目元はとてもキリっとしていて、美男美女が多いです。

・ナポレオン …家の中でも皇帝となりそうな威厳のある名前。ボナパルトと名付ければ、まさに最強！ですが、実際に猫ちゃんに非業の死を遂げられては困るので、あまりオススメはしません。アメリカ原産で、メヌエットとも呼ばれています。

かっこいい特性に♡な猫の種類

・アメリカンポリダクティル …アメリカ原産で多指性の猫。指が多いため、狩りがとっても得意！あの有名なアーネスト・ヘミングウェイがとても愛していたといわれる猫で、ヘミングウェイキャットという別名もあります。

・エジプシャンマウ …エジプト原産の猫。ピラミッドの壁画に書かれている動物と似ているため、古代エジプトが起源という説もある。筋肉質で身体能力が高く、なんと時速40㎞以上で走ることができるとも言われています。猫なのに！ちなみに、人類史上最速記録保持者のウサイン・ボルト氏は、時速45㎞です。

・コーニッシュレックス …イギリス原産。細長いボディにほっそりとした脚は、猫界ナンバーワンとも言われる優れたジャンプ力とスピードを出せるほど。腰に見事なくびれ(タックアップ)があるので「猫界のグレイ・ハウンド」とも呼ばれています。

・アメリカンキューダ …アメリカ原産。エジプシャンマウに似た身体的特徴を持っており、狩猟能力がとても高い。もともと船上で生活していた猫なので、水を怖がることはありません。適応力が高く、猫では珍しい集団行動が得意。見知らぬ子猫の面倒を見たり、弱った仲間を介抱したりする愛情深さと面倒見の良さを持ち合わせています。そして、体もとても丈夫！

・チャウシー …フランス原産。ジャングルキャットとヤマネコのハイブリッド種。身体は、体長体高ともに大きくて足が長いので、よくバスケットボール選手にたとえられます。運動神経抜群でとても賢い猫です。

・ハバリ …アメリカ原産。特殊な外見はベンガルに似ていますが、安易な繁殖をする悪質ブリーダーを産まないため、猫の基礎情報は企業秘密となっています。「ハバリ」とはスワヒリ語で「元気かい？」のような意味。外見はとてもワイルドで、体高が41～46㎝、体重は11kgほどにもなる大型猫。見た目の強さと違って、性格はとても穏やかで優しい。思わずギャップ萌えしてしまう猫です。

かっこいい猫特別編！

猫といっても、なにも家猫だけが猫じゃありません。そこで、ネコ科のかっこいい動物たちもまとめてみましたよ。

・アムールヒョウ …シベリア・中国北東部・北朝鮮などに生息。シベリアヒョウと呼ばれることも。体長1~2ｍほどでヒョウの中では大型だが、虎やライオンに比べると体はとても小さく力も弱い。しかし、自分より大きい獲物を捕らえるなど、あごの力もかなり強い。とても美しい毛並みを持っているため、毛皮目的の密猟や環境破壊による生息数が激減している。そのため、国際自然保護連合(IUCN)により絶滅危惧種として指定されている。

・ユキヒョウ …チベット高原を中心に、ネパール・インド北部・パキスタン北部・アフガニスタン東部・中央アジア・モンゴル西部の高山地帯やロシアや中国南西部に生息。体長1~1.3ｍ。優れた運動能力を持ち、一跳びで15ⅿを超えることもできる。強い力があり、離れたところから飛び掛かって獲物を捕らえることができる。虎などの大型ネコ科のように吠えることはなく、鳴き声は家猫と変わらない小さめで「ニャー」と可愛らしく鳴く。こちらも絶滅危惧種となっている。

・ヨーロッパオオヤマネコ …スカンジナビア半島あたりからユーラシア北部の針葉樹林帯、チベット高原周辺に生息。体長70~1.3ⅿ。耳の先には黒くて長い飾り毛があり、尻尾の先も黒い。虎に似た頬に長い毛も見られる。木登りが得意で跳躍力、視覚、聴覚に優れていて、3ⅿ先のリスを見つけることができると言われている。そして、泳ぎもとても上手。こちらも絶滅危惧種となっている。

・キングチーター …アフリカやアジアの一部に生息。体長1.15~1.5ⅿ。チーターの遺伝子の突然変異で体の斑が違って生まれたもの。そのため、体の斑以外は一般的なチーターと変わらない。全体的に細身で、長い四肢、張り出したような胸をしている。足も速く、飛び出してからすぐに最高速度に達することができる。チーターの最高速度は時速120㎞あり、5秒で時速100㎞に達するため、スポーツカーよりも優れた走りを見せてくれる。こちらも絶滅危惧種です。

・クロジャガー …メキシコから南アメリカ中部周辺に生息。体長1.2~1.8ⅿ。キングチーター同様、ジャガーの黒色変種で白色変種も見られることがある。ジャガーはヒョウよりも体が大きくがっしりした身体をしている。クロジャガーは準絶滅危惧種となっています。

まとめ

猫にも学名があり、正式な呼び名はフェリス・シルベストリス・カトゥス(Felis silvestris catus)と言いますよ。Felis silvestris＝ヤマネコ、catus＝ネコで「ヤマネコの亜種、猫」という意味となります。そんな猫には、身近に沢山いる家猫や野良猫の他にも、猛獣と言われる超大型の猫もいますよね。猛獣サイズを飼いならせたらそれはそれで楽しそうですが、ネコ科の動物は凶暴な性質なので人間が飼いならすのには家猫サイズが限度なのだそうですね。でも、海外のセレブやブルネイの王子様も虎をペットにしていますし、餌代と広い土地があれば…なんてついつい妄想は膨らんでしまいます。あなたの周りにはどんなかっこいい猫が住んでいるんでしょうか？かっこいい猫探しをしてみるのも、楽しいかもしれませんね♪