オートロックのマンションにはＮＨＫの集金人は来ないってホント？

ＮＨＫの受信料、あなたは支払っていますか？ネットでもたびたび話題になるのが、ＮＨＫの集金人のしつこさや乱暴さ・・・。もちろんすべてがそんな人ばかりではないでしょうが、耳を疑いたくなるエピソードを聞くことも多いのも事実です。なかには、夜遅い時間までチャイムを何度もならしたり、帰宅時間を玄関先で待っているなんて話を聞くことも。こちらの都合や意志とは関係なく何度もやってくる集金人への対応にストレスを感じている、という人も多いはず。落ち着く場所である自宅でわずらわしい思いをするのはイヤ・・・でも受信料は払いたくない・・・そこで、オートロックのマンションに引っ越せばＮＨＫの集金人は来ないという噂を耳にしましたので調べてみました。

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そもそもＮＨＫの受信料って必要？

そもそもＮＨＫの受信料とはどんなものかを知っていますか？うっかり集金人の方に対応してしまった方ならば、「義務」や「法律」という言葉を聞かされたのではないでしょうか。いくら支払いたくないとはいえ、「国民の義務や法律」という単語を耳にすると、罪悪感や不安感でいっぱいになってしまいますよね。確かに、ＮＨＫの受信料とは本来ならば支払うべきものだといえます。これは、「放送法」という日本放送協会（ＮＨＫ）や放送事業者の規律に関する法律の中で書かれていることです。戦後から始まった、国民が国や企業などのしがらみなく情報を受け取るための仕組み、と考えると簡単かもしれません。

ＮＨＫは民法の番組と違ってＣＭが流れていません。これは、特定の収入源を持たないということです。このために、しがらみはありませんが、その分の不足する資金源を国民から徴収しているという仕組みです。以上が、あくまでも「放送法」の中のルールですが・・・度重なるＮＨＫの不祥事や時代の移り変わり、最近のＮＨＫのあり方を考えると、契約をしたくない（＝支払いたくない）という人が増えることも個人的には納得してしまいます。

ＮＨＫを拒否する一番の方法とは？

ＮＨＫの受信料を支払わないためには、ＮＨＫを拒否することです。このための一番の方法は、シンプルに「契約しない」ことです。契約をすると支払いの義務は生じ、生じた義務の支払いを滞るとそれだけ滞納することになり、延滞金もかさんでいきます。最近では、受信料の未払いが裁判の対象となったニュースもあり、自己責任を煽るムードも増えてきましたが、その点も含め「支払う・支払わない」は自分なりの判断は必要です。ですが、基本的には契約をしていない場合は未払いとは異なり、未契約という状態です。拒否するための最も有効な方法だといえます。

オートロックのマンションには来ないの？

契約しないとはいっても、しつこいＮＨＫの集金人を前にしてはっきりとＮＯ！ということはなかなか難しいものです。それが「放送法」という決まりごとのこととなるとなおさらですよね。そこで多くの人が実践する方法が、チャイムがなっても対応しないという方法です。ですが、何度もなるチャイムは意外と大きなストレス・・・。そこで、オートロックのマンションです。確かにオートロックのマンションだと住民の許可がないと中には入れない仕組みになっています。一軒家や、オートロックのない集合住宅と比べると確かにセキュリティ面で万全に作られているため、ＮＨＫの集金人にたいしても安心することができます。ですが、「来ない」というわけでは決してないのが現実です。

オートロックの落とし穴とは？

オートロックは住民の許可がないと中には入れない仕組みではありますが、逆にいうと、自分以外の住民の許可があれば中に入れるということです。よそのお宅がロックを解除した隙にマンション内に入り、ほかの住人の玄関先を営業に回るという手口も実際に行われています。自分の意志だけで完全にブロックできないのはオートロックの落とし穴だともいえます。また、住人の出入りの際に乗じてマンション内に侵入する集金人も実際に報告されています。オートロックとはいえ安心しすぎず、チャイムが鳴ったらモニターはチェックしましょう。

マンション内部に侵入されたらどうする？

オートロックのマンション内部に侵入されてしまった場合も、契約する意思がない場合は居留守が一番です。もし万が一うっかり対応してしまった場合は、こちらがロックを解除していないのであれば不法侵入にもなり得ます。強く攻撃する必要はありませんが、契約する意思がないことと不法侵入になり得ることは権利として伝えることが可能です。

モニターがついている物件であれば、チャイムがなったら必ずチェックする習慣をつけましょう。ＮＨＫの集金人は肩から下げるような機械を持っていることが多いので、服装や持ち物などはよく確認してみましょう。

まとめ

実際に住人の方たちの声を調べてみると、オートロックのマンションであってもＮＨＫの集金人は絶対に来ないわけではない。だけど、オートロックでない場合に比べるとずいぶんと安心だということが分かりました。確かに居留守が一番の拒否方法とはいえ、相手を目の前にした居留守はこちらも気分が良くないものです。最近では受信料の値下げもニュースで取り上げられていましたが、個人的にはその程度の値下げしか方法は本当にないのか？と疑問しかありません。そもそもこの時代に、受信料システムが本当に必要なのでしょうか・・・。