スーパーのパートでお惣菜担当、大変な事は？

パートを始めよう！と思った時にぱっと浮かぶもののひとつとしてよくあがるスーパー。一見、単純作業でそんなに難しくないお仕事にも思えますが実は業務内容によってはとても大変なお仕事もあるようです。その代表的なものが、お惣菜担当。スーパーに並ぶあの美味しいお惣菜の裏ではどんな事が起きているんでしょうか？今回は、スーパーのお惣菜作りの仕事と、その担当になってしまった時の乗り越え方についてまとめてみました。

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スーパーのお惣菜担当の仕事とは？

スーパーのお惣菜担当のメインの仕事はもちろん調理です。もちろんスーパーにもよりますが、冷凍食品を使う事はほとんどなく、厨房できっちと調理してお惣菜を作っています。スーパーによってお惣菜の区切りに違いがあり、お寿司などの生鮮食品を使ったお惣菜をお惣菜係が担当するところもあれば、それは生鮮食品・魚の係が担当することもあります。ですが、だからといって、お惣菜担当が生物を扱わない、というわけではなく、もちろんお惣菜に入れる魚や肉を生の状態から調理しますので、食品の取り扱いには細心の注意が必要です。仕事内容も、そういった生物の扱いはもちろん、油を大量に使う揚げ物や、火を使う炒め物など、一般的な調理過程はほとんど行います。基本的には力仕事や、接客などはなく、厨房での業務が主になるのが、お惣菜担当の特徴です。

パートでお惣菜担当になる事のメリット

スーパーのお惣菜担当になるとどんな良い事があるんでしょうか。まず1番に挙げられるのが、たまに余ったお惣菜を貰える、ということです。最近では、食品衛生法も厳しくなりもらえないスーパー増えて来ているようですが、それでも貰えるところは少なくないようです。冷凍食品や大量生産の加工食品とは違いほぼ手作りのお惣菜は日持ちがしないので、余ってしまったものを長く置いておく事ができません。また、もうひとつ大きな利点として、料理の基本や手際も学べる事です。これはしばらくパートのお仕事を続けないといけませんが、しばらく続けていると、忙しい厨房で手際よく調理するスキルを得る事ができ、今まであまり料理はしなかったけど、ふと家で料理しよう、とキッチンに立った時、想像以上に自分が料理出来るようになっていて驚くこともあるかもしれません。このように、大変で有名な惣菜担当のパートですが、メリットも沢山あります。

お惣菜担当のパートで大変な事は？

まず、基本的に厨房はかなら暑いです。季節に関わらず、ずっと火を使っており、人も密集している厨房らかなりの暑さになるので、いくら力仕事はないとは言え、体力を奪われます。そして、土日や祝日、年末年始など、肝心の休みの時に、逆に繁忙期になるため、パートとはいえ、なかなか休む事が難しくなります。家族で休みに出かけよう、となっても自分はパートを休めなかった、なんてこともよくあるようです。そして、大変な事としてもっともよく挙げられるのが、人間関係です。お惣菜担当ではよく、正式なものではなく、暗黙の了解のルールや、リーダー、それぞれの役職などがあることが多く、新しく入ってくるとなかなか溶け込めない事が多いようです。また、正社員がほぼいない職場のため、いじめやパワハラのような事が起こることも少なくありません。もちろん職場により当たり外れはありますが、こういった人間関係に疲れてしまい、辞めてしまう人も多いようです。

スーパーのお惣菜担当にむいてる人

大変なことも多いスーパーのお惣菜担当ですが、では、どんな人ならお惣菜担当のパートに向いているのでしょうか。まず、料理の手際に慣れている人は、早く溶け込む事ができるようです。料理ができる、レパートリーがある、美味しい、という事ではなく、大切な事は手際です。忙しい中でもたもたしていると、厳しい人間関係の中で嫌なことを言われたりしやすくなりますが、手際が良ければ、そういったことを始めから回避することができます。そして、次に向いている人のポイントとして、精神力が強く、あまり人の目を気にしないでいける、という人には向いているかもしれません。お惣菜担当の1番よく挙げられるなやみとして人間関係がありますが、言ってしまえば、所詮仕事場の同僚。仕事以外で会う必要はありませんし、今後一生付き合っていく仲間になる必要もありません。そう割り切って、仕事中に多少のいざこざや嫌がらせがあっても耐えられる人は、スーパーのお惣菜担当にとても向いていると言えるかもしれません。

スーパーでパートを始める時に気をつけること

スーパーのパートはお惣菜担当だけでなく、レジ、品出し、試食など、様々な職種があります。スーパーによっては、最初に選べない場合もありますが、選べる場合は応募する前に、しっかり吟味し自分に何が向いているのかしっかりと考えてから応募するようにしましょう。また、スーパーによってパートの雰囲気や仕事も違います。もし可能なら、応募する前にそのスーパーに行ってみて、こっそり偵察してみるのもいいかもしれません。また、家の近くのスーパーだと、知り合いがたくさんきて、出くわしてしまうことも。あまりそういうことは気にしない、という人はいいですが、仕事中の疲れている顔や必死なところをあまり知り合いに見られたくない、という人は、スーパーの立地なども考慮に入れる必要があります。

まとめ

スーパーのお惣菜担当のパートについてお話しして来ましたが、仕事場によってメリットデメリットにも違いがあります。いい職場に巡り会えれば、大変な仕事でも乗り越えられるのかもしれませんね。