医学部の勉強は大変?
医学部は一般的な大学にある学部の中で、最も難しいとされていますよね。どこの大学でも、入るのは勿論のこと、入ってからも勉強が大変だという話はよく聞きます。しかし、医学部の勉強は、具体的にどのようなところが大変なのでしょうか。今回は、医学部の勉強がいかに大変かについて調べてみました。
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医学部の勉強
それでは早速ですが、医学部での6年間の勉強の内容を確認しておきましょう。1年時では一般教養を学びます。ここでは語学や経済学、哲学など興味のある分野を選択して学ぶことができます。一般的な学部と同じですね。ほかの学部の生徒との交流ができるのもこの1年時になります。2年時では基礎医学を学びます。一気に医学部らしい勉強になってきます。ここから大体の大学では解剖実習が行われるようです。また、テストの難易度がぐっと上がるのもこの時期になりますので、自分なりの効率のいい勉強法を身に着けておく必要があります。3年時は基礎の続きから始まりますが、その内容は病理学や薬理学など、徐々に病気に関するものに近づくでしょう。また後半からは臨床医学の勉強が始まります。ここからは大学によってカリキュラムが分かれますが、多くの場合、研究室に配属されるタイミングもこのあたりになるでしょう。4年時は臨床医学の続きからになりますが、CBT・OSCEが終わりにあります。それぞれの内容については後で解説します。5年時からは座学が一区切りついて病院実習に入ります。付属の大学院などで2~3週間ごとにひとつの臨床科を回ります。「外来見学」「病棟実習」「手術見学」を主にやるところがほとんどです。今まで机上で勉強してきたことを実際に目の当たりにする大切な機会となります。6年時は実習と国家試験に向けた勉強になります。5年時同様に実習などをやりながら、映像授業などを用いて国家試験の為の知識を深めます。そして卒業試験を受け、合格すれば医師国家試験を受けることになります。以上が医学部6年間の大まかな流れになります。
医学部の勉強が大変なところ:勉強時間
次に医学部の勉強時間に焦点を当てて見てみましょう。勉強時間は人にもよりますが、大体の医学部の1日の勉強時間は、一般的な受験期の勉強時間と同じかそれ以上になります。医学部は1週間の授業数が、他学部よりも多い為、勉強時間も必然的に伸びてしまいます。自習時間も、学年によって差こそありますが、一般的な他学部の生徒と比べて長いです。特に、本格的に医学についての勉強が始まる2年生以降から勉強量がぐっと増え、テスト前になると8時間以上を費やすことはざらにあるようです。また同じく2年生からは実習も加わり、夜の10時頃までかかることも少なくなく、1回1回の実習時間が長いうえに数も多い為、勉強時間は更に増えていきます。医学部は授業数と実習時間の長さ、そしてテストの難易度によって、勉強時間が他学部の生徒に比べて長くなってしまうようです。
医学部の勉強が大変なところ:実習
ここで、先程からよく出てくる実習について見てみましょう。実習には色々ありますが、有名なのでは、解剖実習、臨床実習などがあります。解剖実習とは、生徒数名でグループになって一体の献体を解剖していく実習です。2~3年時に始まり、約半年程かけて、実際にカリキュラムに沿いながら解剖を進めていきます。内容が内容ですので、中には具合が悪くなる人も少なくありません。こうした解剖実習はなかなか精神的に苦しいものがありますが、精神力で乗り越えなければならないという大変さもあります。臨床実習とは、5~6年時にかけて大学付属病院や市の病院など外部施設で行われる実習になります。ほぼすべての診療科を5~6人の少人数グループで一通り回ります。実際の診察や手術に立ち会っての見学、本物の各科のカンファレンスやレポート作成などがあります。急に呼び出されたり、夜遅くまで長引いたりはよくあることで、体力的にも苦しくなります。特に辛いのは手術見学で、何時間も立ちっぱなしな上に、上記の通り、内容で具合が悪くなる人もいますので、精神的にも体力的にも大変なようです。
医学部の勉強の大変なところ:テスト
それでは、どこの学部にもつきものであるテストについて見ていきましょう。医学部のテストには2種類あり、定期的に行われるものと、他学部と同様にテスト期間にのみあるものがあります。しかしその範囲は膨大で暗記ばかりのものです。その上、専門科目は落とすと即留年が確定するという非常に厳しいものとなっています。多くの大学では、2年生まではテスト期間のみのテストで、3年生から各ブロック、大体2週に1度テストが行われます。こうしたいずれのテストには過去問やQB(クエスチョン・バンクという分厚い問題集)で対策をしている学生が多いようです。また、4年時の終わりにはCBT・OSCEがあります。CBTとは国家試験の前哨戦ともいわれており、今まで習った基礎医学と臨床医学のすべてが範囲の筆記試験になります。一方でOSCEは実技試験で、実際にある程度診察ができるかどうか試験をします。とはいえ、難しいものではなく、血圧の測定や聴診器の使い方など簡単なものだけになっています。6年時の最後には卒業試験、医師国家試験が控えていますので、前に記述した勉強量も必然といえるでしょう。
医学部の大変なところ:卒業試験・国家試験
最後に医学部の卒業とその後について見てみましょう。医学部は、他学部とは違って、卒業論文がありません。その代わりに待ち受けているのが卒業試験となります。この卒業試験を合格しないと、国家試験を受けることができないため、医学部生にとっては大切な試験となります。卒業試験は国家試験の模試のようなものとなっており、他の試験と同様に、これも過去問やQBで対策をするようです。そして卒業試験を終えたら、いよいよ医師国家試験に挑みます。こうした厳しい試験を乗り越える為に、医学部生は日々大変な勉強をしているのですね。
まとめ
医学部生は先に待ち受ける厳しい試験のために、過酷な実習をこなしながら、日々の膨大な時間を勉強に費やしています。しかし厳しい環境を生き抜いてこそ、その先にある未来は明るいでしょう。厳しい環境下で頑張る医学部生にエールを!
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