灯油を服に付けてしまった時は洗濯はどうすればいいの?
寒くなって来たのでストーブを使おうと思い、灯油を入れようとしたところ「服にかかった!」なんて経験はよくありますよね。そんな時には、慌てて服に付いた灯油をゴシゴイふいたり急いで洗濯機に放り込んで洗ってはいけないのだそうです。そこで今回は、灯油が服に付いてしまった時に洗濯はどうすればいいか調べてみました。
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ストーブに使う灯油(とうゆ)とは?
灯油は、原油の常圧蒸留およびその後の精製によって得られる製品のことです。また灯油は、無色透明で特有の臭いがある液体のことでもあります。灯油は、引火性はあるものの引火するのは40℃以上で常温よりも高いので、常温で引火することはありません。
ただし灯油は、引火点より低い温度の状態にあっても霧状の粒子となって空気中に浮遊することがあるため、この場合はガソリンと同じ引火性を持っています。
灯油は、取り扱いが容易であるため、家庭用の暖房機器や給湯器などに使用されています。また、工業用や産業用の使い道としては、洗浄あるいは溶剤に用いられています。
灯油が付いた服は洗濯する前に陰干しする
服に付いてしまった灯油は、干しておくだけで空気中に蒸発します。ですから、服に灯油がかかってしまった場合、慌てずに服を陰干しするようにします。灯油を使う冬場は気温が低いので、なかなか服が乾いてくれないかもしれませんが、3日から1週間ほどの間臭いが消えるまで干すようにします。少量の灯油なら、これだけで臭いはほとんどわからないレベルになります。
灯油の付いた箇所がシミになってしまっている場合や、臭いが取り切れていない場合は食器用洗剤を使って手洗いします。食器用洗剤が不安な場合は、オイルタイプのメイク落としでもかまいません。シミになったたところに付けて揉み洗いをします。その後は一度すすいで、灯油の臭いが取れたことを確認します。
陰干しと予洗いで完全に灯油の臭いが取れてから、洗濯機を使って洗濯します。この時、万が一のために服は単品で洗うようにします。他の洗濯物に臭いが移ってしまうと、取り切るのに苦労することになります。
クリーニング店へ持って行くのは家で洗濯できない服
灯油の付いた服が、普段着ではなくスーツやコートなどのクリーニング店に持っていく服だった場合は、自宅の洗濯機では洗えません。ここは、洗濯のプロにまかせて灯油を落としてもらう他はありません。
クリーニングに出しているような服は、特殊な生地を使っている場合が多いので、灯油が付いたからと慌ててティッシュやタオルでゴシゴシふき取るとはNGです。服の素材にもよりますが、ゴシゴシとふくと灯油が生地の奥までしみ込んでしまい、灯油の付いた部分が白くなることがあります。
多量に灯油が付いてしまった場合にのみ、乾いたタオルを押し当てるようにして灯油を吸わせるようにしてください。そして、何日も放っておいてからクリーニング店に持っていくのではなく、できるだけ早くクリーニング店にお願いするようにします。
服に灯油が付いた時の対処法-クリーニング屋さんの場合
「灯油が付いた服の対処法をお教えします。ご家庭には、洗濯機で洗ってる服やクリーニングに出している服があるかと思いますが、どちらの場合も灯油が付いてしまったら、まずは火の気のない風通しの良い場所に干しましょう。
灯油は揮発性なので、風で乾かせば灯油は飛んで行きます。ご家庭で洗っている服の場合は、完全に乾いて臭いが無くなれば、普通に洗濯機で洗って大丈夫です。灯油の臭いが残っている場合や、灯油がにじんで輪ジミになっている場合は、他の物と一緒に洗わず単品でお洗濯をしてください。
その時に灯油が付いた場所に油汚れに強い食器洗い洗剤を付けてから、いつも通りに洗濯を行うと臭いもシミもほとんど取れると思います。クリーニングに出している服に灯油が付いた場合は、ドライクリーニングで問題なく落ちます。(ドライクリーニングは油汚れをきれいに落とします)クリーニング店へ持って行ったら、灯油が付いていることを必ず伝えてください。その方がクリーニング店側も適切な処理ができます」
灯油の臭いが手に付いたらどうやって消す?
ストーブに灯油を入れ替える時には、必ずといっていいほど手に灯油が付いてしまいます。ゴム手袋をはめて作業をしても、灯油を直接触っていないはずなのに、なぜか手に臭いが残ってしまいます。そんな時には、サラダオイルを使います。手順は次の通りです。
①サラダオイルを少量、手にかけます
②両手を擦り合わせた後、水で流します
③最後に石鹸またはハンドソープでよく手を洗います
この方法は「伊東家の食卓」というテレビ番組で前に紹介されたそうで、案外知っている人も多いかと思われます。とにかく、油を油で洗うなんて発想自体が変に思えるのですが、驚くことにサラダオイルで灯油の臭いがほぼ100%落ちますから、自信を持っておすすめできます。
まとめ
灯油をあつかう場合は、いつ捨てても大丈夫な服で取りかかるのも1つの方法ですが、灯油は揮発性なので、服に付いたら風通しの良いところで乾かせば良いことが分かりました。