結婚は貯金なしでもできる？その理想と現実！

欲しいものはたくさん、旅行にも行きたいし、外食や飲み会の予定もいっぱい！友達や彼氏彼女との付き合いも多く、お給料日が毎月待ち遠しい・・・これは独身時代だからこその楽しみでもあり、多くの人が経験することです。そこでいざ結婚か？となった時に貯金のなさに不安になったり、なかなか結婚に踏み切れなかったりするのも独身あるあるのひとつではないでしょうか。彼氏の貯金のなさに将来が心配・・・というお悩みや、カップル揃っての貯金のなさに、ずるずると結婚に踏み出せない・・・というパターンもありますよね。大好きな人とこれからの人生を共にすることが「結婚」です。そこには「愛」以外にはなにも必要な—い!と言い切れないところが結婚の現実・・・。そこで、貯金なしでの結婚のありかなしか、その理想と現実についてまとめてみました。

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結婚に必要なものとは？

結婚とは「夫婦になること」。ウィキペディアによると、「社会的に承認された夫と妻の結合」のことです。ですから極端なことを言えば、役所へ婚姻届けを提出すれば誰でもが結婚することができます。（もちろん決められた年齢以上の方ですよ〜！）役所で戸籍や住民票を発行してもらうには料金がかかりますが、婚姻届けには用紙代も手数料も必要はありません。なので、結婚にはお金は必要はない！そこには愛しか必要ない！！というフレーズもあながち嘘ではありません(笑)。ですが結婚とは、籍を入れてそれで終わりではありません。そこから先に始まる夫婦や家族としての時間の方がずっと長く、ずっと大切なものです。恋愛時代と比べると、結婚には「生活」が密接に関係してきます。それまでは、それぞれが自分の暮らしを維持できていれば特別問題はありません。これが結婚になると、二人のこと・それぞれの親族のこと・子供のこと・将来のことが複雑に関係してきます。それまで実家暮らしの人であれば、予想していないお金が生活をしていくうえには必要にもなります。こうしたことを考えると、結婚にはもちろんお金も必要ですが、「その覚悟」も必要になります。

貯金がなしでも結婚はできる？

極論を言ってしまえば、貯金なしでも結婚はできます。しっかりと今後のことを考え、これからの人生を新たに考え直すチャンスと捉えるのであれば、むしろいいきっかけにすらなり得ます。ですが、婚姻届けを提出するのは無料ですが、そこからの新生活にはあれこれお金が必要です。新居を用意することひとつをとっても、敷金や礼金などの初期費用（家賃の６カ月程度が目安です）や引っ越し費用、家具や家財の購入費用なども必要です。生活をしていくうえには、家賃や食費のほかにも水道電気光熱費などの費用、スマホやパソコンなどの通信費、生活消耗品を購入する費用、そして税金や社会保険なども必要になります。貯金がない状態で結婚をする場合は、これらの費用を２人で今後も捻出していくるのかをしっかりと考えてください。貯金がない、ということは生活の安全ベルトがないままの状態での発進になります。安易な借金をすることがないよう、しっかりと事前に考えてみることが必要です。

貯金なしのカップルの現実とは？

貯金なしのカップルは、特別な事情がある場合を別にすると、しっかり貯金をして結婚をしたカップルに比べると計画性に疑問が残ります。もちろん、人生においてはお金や貯金だけがすべてではありません。結婚を機会に考え方ががらっと変わるという人も多いです。ですが、それにも「スタート」が肝心です。最初のうちにしっかりと現実を自覚することは、貯金がないカップルにこそ必要です。生活をしていくうえでは、お金は切っても切り離せないものになります。せっかくの愛情で結ばれた結婚も、貯金がないという安全ベルトが外れたままの状態が、無駄なケンカや諍いの原因やきっかけになることは現実的にも多いことです。独身時代には自由や気ままなところが魅力であった部分も、結婚をするとそれが計画性のなさへと変わって見えてしまう・・・これも結婚の現実です。

貯金なしの結婚で気をつけるべきこと

貯金なしの結婚でのスタートは、貯金があるカップル以上に慎重になるべきです。一生に一度の結婚（そうあるのが理想ですよね）だからと、披露宴や新婚旅行、婚約指輪・結婚指輪に新居と、せっかくだからと夢を叶えたいという気持ちは誰でも同じですよね。ですが、そこで差がついてしまうのが「貯金のあるなし」なのが現実なんです。ここで安易に借金をしたり、貰える予定のご祝儀に頼ってしまうことは、今後の結婚生活の始まりにさらなる不安な
種を植えてしまうことにもなりかねません。何度でも言いますが、貯金のないカップルの結婚にはスタートが肝心です！！結婚式や新婚旅行・指輪やドレスに夢を叶えたいのであれば、まず貯金しましょう。その貯金のないままでの結婚を選ぶのであれば、自分たちのできる範囲での「幸せな結婚」をすればいいのです。

ここからをスタートに！！

さまざなま事情があって貯金がないままで結婚をしたカップルにも、十分幸せになっているカップルはたくさんいます。そこから貯金をして改めて結婚式をしたり、新婚旅行へ行ったカップルも多いです。結婚をすることで、これまでの自分とは違い自覚が生まれるという人も多いはず。結婚は貯金があってもなくてもできるもの。そこに必要なものは、貯金のあるなし以前に、今の自分の現実をしっかりと受け止めること、です。「結婚」がしたいのか、「結婚にまつわるあれこれ」がしたいのかを自分の現実と照らし合わせてもう一度よく考えてみてください。ここからをスタートに、人はどんな風にでも変わっていけます！

まとめ

個人的には、結婚相手として考える場合、貯金のあるなしは金額の問題というより「考え方」の問題のような気がします。恋愛相手としては、おしゃれだったり、車や食事にも気を使っている人のほうがずっと魅力的ですが、結婚後もそれを持続するような人であった場合にはそれが不安材料に変わっていきます・・・。なんとも勝手な話ですが、これが現実的な個人的結論です(笑)。貯金のあるなし以前に、お金のことや生活のことについてしっかりと２人で話し合うことは必要だと思います。