人見知りさん必見！コミュニケーション能力のいらない仕事

誰しも得手不得手があるものですが、特にコミュニケーションが苦手だと仕事で苦労することは多いのではないでしょうか。コミュニケーションをとらなくてもいい仕事があればなあと思うことはありませんか？ コミュニケーション能力のいらない仕事について調べてみました。

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どこまでのコミュニケーションを許容できるか？

コミュニケーション能力といっても、人によって程度は様々です。お客さんではなく仕事仲間とならば会話できるのか（あるいはその逆）、挨拶程度ならば問題ないのか、対面ではなくメールやチャットならば大丈夫なのか、人とのやりとりそのものが煩わしいのか……まずは自分がどこまでなら許容できるか、我慢できるかを決めてみましょう。それによって向いている仕事も変わってきます。

もちろん、コミュニケーションの機会を制限すればするほど、仕事の選択肢は狭まってしまいます。最初は少しだけ頑張るつもりで挑戦してみるのもいいかもしれません。金銭の受け渡しが伴う以上、あなたにお金を支払ってくれる人とのやりとりは、ほぼ必ず発生すると考えていいでしょう。しかし、やりとりらしいやりとりは最初の契約のときだけ、という仕事もあります。これから紹介する仕事を参考に、やりたいことを見つけてみましょう！

秀でた能力を活かした仕事

コミュニケーション能力に多少の難があっても、他に秀でた能力があれば評価される仕事もあります。主に技術職にその傾向がある場合が多いです。何か得意なことがあったり、真面目に勉強に打ち込めるならば、技術力を突き詰めて高めていくのはよい選択肢かもしれません。

たとえば、プログラマーならばパソコン相手にこつこつと打ち込む仕事ですので、まず仕事自体にコミュニケーションが発生しにくいといえます。プログラマーひとりでプロジェクトを進めるわけではないので、コミュニケーションを完全に断つことはできませんが、高い技術力を持っていれば「とっつきにくいけど、仕事は信頼できる」と評価してもらえるかもしれません。

ただし、プログラマーの上位であるシステムエンジニア（SE）になると、むしろコミュニケーション能力が非常に重要になってきます。会社勤めでプログラマーのままでいるというのは、収入が伸び悩む可能性が高いでしょう。一方、手に職をつければ在宅で依頼を受けつつ仕事をするフリーランスになることも可能になります。得意分野を伸ばして損はないかと思われます。

コミュニケーションがあまりいらない仕事

完全に人と関わる機会がないとは言えませんが、コミュニケーションそのものが少ない仕事はたくさんあります。例えば、新聞やチラシなどをポストに投函する、新聞配達・ポスティングがよい例です。チャイムを鳴らして家の人と会話する必要もなく、新聞配達ならば仕事時間は早朝なので道で人に会うことも少ないでしょう。ポスティングは出来高制なので、勤務時間は融通が効く場合が多いです。

ただし、特にポスティングは給料が低いので、これ一つで生計を立てるのは難しいと思われます。他には、トラック運転手や清掃員、工場作業員もコミュニケーション能力のいらない仕事として知られています。基本的に一人で黙々と働く仕事ですので、仕事中のコミュニケーションは多くありません。

対面コミュニケーションがいらない仕事

昨今はインターネットの発達により、職場に出勤しなくても自宅でできる仕事が増えてきました。フリーランス、在宅ワーカーなどと呼ばれたりもしますし、ネットを通じた作品販売などのビジネスを展開している人もいます。プログラミングなどの技術がある人や、イラスト・作曲・写真などが得意な人はフリーランスで活躍することもできるでしょう。始めやすい在宅ワークとしては、渡されたテーマで文章を書くライティング業務や、ただひたすらにエクセルなどにデータを打ち込んでいくデータ入力業務などがあります。

クライアントやお客さんとのやりとりはもちろん発生することもありますが、基本的に全てネット上の文字のやりとりで完結します。いざ人と話そうとしてもうまくいかないタイプの人でも、文字でのやりとりならばスムーズにコミュニケーションがとれるかもしれませんし、そもそもそこまで密なやりとりは必要ないのが在宅ワークです。（依頼を受けて作業するフリーランスだと、クライアントとの綿密な打ち合わせが必要な場合もあります）在宅ワークは時間や場所に縛られないものですので、どんな仕事があるか調べてみるといいでしょう。

コミュニケーション能力に自信がない人の意外な選択肢

実は、お客さんを相手にするような一見コミュニケーションが重要に思える仕事でも、コミュニケーションに自信のない人でも向いている場合があります。たとえば、「見知った人と話すのは苦手だけど、その場限りのお客さんとならうまくやれる」という人ならば、もしかしたら接客系の仕事でも大丈夫かもしれません。

仕事仲間との協力や連携がいらない仕事ならなおいいでしょう。たとえば、マネキンなどと呼ばれるスーパーでの試食販売員は、基本的に一人でやる仕事ですので、お客さんとのやりとりが中心で仕事場の人とのコミュニケーションは最低限のマナーを守れば大丈夫です。

また、お客さんを相手にする仕事は確かにコミュニケーション能力が必要ですが、それでも会話・トークはさほど必要ないという仕事もあります。たとえば粛々と事を進める場合のあるお通夜やお葬式の場で働くセレモニースタッフの方々は、確かにご遺族や参列者の方を相手にしますが、必要なのは会話ではなく気配りです。立ち振る舞いが重要かつ責任の重い仕事ではありますが、喋ることが苦手な人には意外と向いているかもしれません。

まとめ

コミュニケーション能力のいらない仕事について紹介してきましたが、大手企業のアンケート調査によると、およそ7割の人たちがコミュニケーション能力に不安を感じているというデータがあります。社会人の7割がこれらの仕事に就いているのかといえばそんなことはありません。あまり気負わず、自分の能力がフルに発揮できる仕事を探していきましょう！