マグロの刺身のおいしい切り方！

いきなりですが皆さん、マグロのお刺身っておいしいですよね！スーパーでいつでも手軽に手に入れることができるマグロですが、切り方によって美味しさが変わるらしいんです。そこで今回は、マグロのおいしい切り方や意外と知られていないマグロの種類などについてまとめてみました。

スポンサーリンク

スポンサーリンク

マグロの種類

マグロとひとくちに言っても、実はたくさんの種類があります。「黒いダイヤ」として親しまれるマグロですが、実際には魚体があまり黒くない種類のものもあるとか！ですがまずは、やはり「黒いダイヤ」のクロマグロについてです。マグロ類の中で最高級品とされており、名前の通り魚体が黒いのが特徴です。このクロマグロは値段的に刺身一切れが千円以上と高額になるのが当然ですが、これよりはるかに安いものは輸入か天然ではないものということになります。

次にミナミマグロです。外見だけでみるとクロマグロにかなり似ているものの尾ビレが黄色味を帯びているためクロマグロと判別できます。味としては、鉄分が豊富なため酸味が強いのが特徴です。最後にビンチョウマグロです。お寿司屋さんでびんちょうマグロというものを見たときは、マグロのどこかの部位かと思っていましたが、種類だったんですね（笑）見た目は極端に長い胸ヒレが特徴です。ビンチョウマグロは身に赤身が無いことから、近年までマグロとして扱わていなかったそうなんです。しかし、「ビントロ」としてはかなり上物である場合が多いんだとか。

マグロの刺身の切り方

スーパーでよく見るマグロのお刺身。すでに切ってあって盛り付けがされているものと、短冊の形で「柵」と呼ばれる塊で売られているものなど様々ですがみなさんはどちらを買うことが多いでしょうか？家庭で売られているように美しく切るのは、なかなか難しいですよね。そこで今回は初心者でもできる切り方をご紹介します。ポイントは包丁を手前に「引いて切る」ことです。刺身はやわらかくて崩れやすいので、身に負担がかからないよう、できるだけ触る回数を少なくするのが理想的と言われております。まずここでは基本的な平切りという切り方についてご紹介します。

１．目を知る
刺身のさくには目と呼ばれる筋肉の筋・繊維があります。この向きが「右上から左下」になるようにお刺身をまな板に置きます。

２． 基本的には右側から切っていく
目を知ることが出来たら目に対して直角に包丁を入れ、筋を断ち切るように切ります。そのあと包丁を右に寄せて少し傾け、切った刺身を置きます。

たったこれだけ！誰でも簡単にできちゃいます。ぜひ参考にしてみて下さい。

刺身以外に使える美味しい切り方

先ほどご紹介した平切りのほかにも切り方があります。それは「そぎ切り」です。この切り方は平切りより薄く、断面が広くなる切り方のため身が締まっていて、薄く切ったほうが食べやすい魚によく用いられています。また切った断面が広くなるためカルパッチョやマグロの漬けなど味を染み込ませたい料理に向いています。ここでは「そぎ切り」についてご紹介します。

１．さく自体を斜めに置く
目の向きは平切りと逆になるよう左上から右下になるように置き、柵を斜めにして置きます。

２． 左側から切っていく
包丁を出来るだけ寝かせて切ります。この時も引いて切るように意識しましょう。そぎ切りは、断面が広くなるように切るのがコツです。出来るだけ包丁を寝かせて包丁を引くときはひじの角度を変えずにすっと後ろに引くよう心掛けると綺麗に切ることができます。

マグロの刺身 基本の盛り付け方

スーパーでよく目にするマグロの刺身の盛り合わせ。どうすればあんなにきれいに盛り付けができるのか気になりますよね。実は材料も方法もとても簡単なんです。まず材料は、まぐろ、大葉、大根、わさびです。まずは上記でご紹介したように平切りの方法でマグロを切ります。そのまぐろを大葉にのせます。その後大根を千切りにしてツマを作ります。包丁で作るのは大変なので専用のピーラーを使うのをおすすめします。

お皿にツマを乗せそこに先ほど大葉にのせたマグロの刺身を盛り付けていきましょう。基本的にはこれだけです。さらに美しく見せるポイントは、手前を低く、向こうを高くというのをイメージして盛り付けましょう。またツマは大根意外にもきゅうり、みょうが、海藻などのツマも色合いが良くなりよく似合います。さらに、季節感を感じさせる植物を飾りとして工夫すればおしゃれになります。

オシャレな盛り方

上記でご紹介した盛り方は平たいお皿に盛ると美しく見える盛り方でしたが、次は角皿などに盛る場合のおしゃれな盛り方についてご紹介致します。まず、お皿の左上に土台となる大根ツマを置きます。そこに立てかけるように刺身を置いていきます。立てかけた刺身に対して、あとは重ねながら下に同じように立てかけていきます。これだけで、ぐっとおしゃれになります。

他には、少し深みのあるお皿に対して盛り付ける盛り方です。このようなお皿は、よく居酒屋などで出てくることが多い盛り方のひとつです。通常、深みがあるお皿に対して盛り付ける際は氷や、すのこなどを上げ底として使用し盛ります。自宅でも氷や、すのこがある場合は、そちらを使用してください。盛り方は、まず中央に4切お刺身をのせ、その上に重ねるように3切を盛ります。その際、器から刺身がはみ出さないように盛るのがポイントです。

まとめ

マグロの刺身。切り方や盛り付け方で印象がガラッと変わります。上記を参考にいつものお刺身を綺麗に美味しくいただきましょう。