サックスを始めたけどリードの寿命ってどのくらい？

サックスを趣味や、学生の部活などで始める場合が多いと思います。リードという道具がありますが、個体差があり、よく鳴るリードもあればそうで無いのもあります。コスト面でも社会人であればある程度金銭的に工面できますが、中高生はおこずかいからバラ売りのリードを買って大事に使っているのではないでしょか。この出音を左右するリードはどのくらいの寿命があるか調べてみました。

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サックスのリードとは

材料が木製でケインという葦の一種で製作されています。この木製のリードが振動して音がなります。自分の出したい音を出すためには最重要な道具です。また木製でできているために製品のバラつきがあり、１０枚あったら気に入って使えるのは２〜３枚程度と言われています。また今は、樹脂製の人工リードも販売されています。

リードの寿命ってどのくらい？

寿命については、その人の練習量や使う頻度で違ってきます。一般的には２〜３ヶ月くらいが目安になります。ですので、使用していて、変な音がするな、音がびりびりするな、と感じたら替え時のサインかもしれません。自分の感覚が大切と思います。また、リードの寿命が近い時に非常に良く鳴る場合があります。これは死に際の激鳴りです。これを知らずに本番最中に突然音がおかしくなったりする事があるので気をつけましょう。

リードの替え時のタイミング

使い込んでいくうちに、音の振動を作れなくなってきます。これが寿命です。また、リードを指で押してみて反発する力が無いと感じたらこれも寿命です。リードの先端がクニャっとなったらこれも寿命です。天然木製のリードなら色目の変化もサインになり不透明の繊維質が透明度を増してきます。このような時は替え時のタイミングです。

リードの寿命を延ばすには！

リードを購入したらすぐにやってください！

①袋から取り出し開封してください。
外気に触れる事によってリードの強度が上がります。

②３７度前後のお湯に浸し乾かす。
水分になれさせリードの強度を上げます。

1.　お湯の中に１０秒浸す。その後しっかりと水分をふき取る。
2.　付属のケースにしまい１日乾燥。
　　ここまでを３回。（1.の２回目は１５秒浸し、３回目は２０秒浸す）
3.　1.の三回目のお湯に浸し終わったら、使わなくなったリードで、裏面を軽く擦ってツルツルにします。

リードを再生可能にする方法：リードを煮る？！

1. 使用済みのリードを約３分位煮込む。
2. 煮終わったら乾燥させる。

これだけで１割から２割、鳴りが復活する場合があります。お試しあれ！

まとめ

リードはコストがかかりますが必需品なので、再生技で復活できればいいですね。