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ウールのコートが洗濯で縮み悲惨なことに!原状回復できる?

      2020/07/28

ウールのコートが洗濯で縮み悲惨なことに!原状回復できる?

ウールコートを自分で洗濯したら、見事に子供服になってしまった!という人、多いと思います。まさかこんなことになるとは…とショックを受けていることでしょう。なぜコートが縮んでしまったのか?その原因と対策を知っておけば、今後同じような失敗をすることはありません。そして、縮みが起きてしまったコートがお気に入りや高級品だったのなら、何とか復活させたいとも思いますよね。そこで今回は、ウールコートを自宅で洗濯する方法や縮み対策についてまとめてみました。

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ウールコートはなぜ縮んだのか?

せっかく洗ったウールコートが着られないほど小さく縮んでしまったら、誰もが目を疑いたくなりますし、見て見ぬふりをしたくなるかもしれません。一生懸命洗ったのになぜ縮んでしまったのか?その原因をきちんと知っておかないと、この後も同じ過ちを繰り返してしまうでしょう。

お気に入りのコートを大切に着続けていくために、ここで一旦立ち止まり、しっかりと正しい知識を身につけておきませんか?ウールが縮んでしまう原因、それは「繊維の絡まり」です。ウールは私たち人間の髪の毛ととても似た構造を持っていています。人の髪の毛にキューティクルがあるように、ウールにもそれと似たようなスケールと呼ばれるうろこ状のものが繊維の表面にあり、水に濡れると開く性質があります。

人間の髪の毛は、キューティクルが開いている状態だとまとまりが悪く、ゴワついて絡まりやすくなりますが、ウールの繊維もこのスケールが開いた状態になると、とても絡まりやすくなります。水の中で絡まりやすい状態になっているときに、強い力で押したり揉んだりしていると繊維が絡まってどんどん固まっていきます。これをフェルト現象と呼び、ベレー帽などに使われているフェルト生地はこのようにウールをわざと絡めさせ、縮めて作っています。

このフェルト現象はウールの最大の欠点とも言われていますが、フェルトはまさに逆転の発想で出来たものなのです。でも、いくらウールを固めて作っているとはいっても、フェルトも洗濯の仕方に気を付けないと縮んでしまって余計に生地が固くなるので油断はできません。しかも、ウールは高温に弱く、35℃以上の熱を加えると縮む性質があります。もし、あなたがウールコートを洗濯して縮んでしまった!と言う場合は、洗う時に何らかの形で力を入れてしまったか、洗濯水の温度が高すぎたかのどちらかでしょう。どうです?思い当たる節はありますか??

縮みの起こったウール復活方法

では、縮んでしまったウールは元には戻せないのでしょうか?それは…正直なんとも言えません。縮み具合によっては、元に戻らないこともよくあるからです。1~2㎝縮んだくらいなら問題なく元に戻せますが、5㎝以上縮んでしまうと…覚悟を決めておいた方が良いかもしれません。縮みが激しいということは、それだけ複雑に繊維が絡み合ってしまっているということです。

また、高温によって縮んでしまった場合は、元のサイズに復元するのは難しくなります。ウールの繊維は人間の髪の毛と似ているとお伝えした通り、人の髪の毛も一度傷んでしまうと二度と元には戻りません。たとえどんなに高級なトリートメントや薬剤を使ってツヤサラの髪にしたとしても、それは髪の毛を油分や薬剤などでコーティングをして艶と滑りを良くしているだけで、キューティクルが剥がれて傷んでいる髪自体が修復されたわけではないのです。一度傷んでしまった髪の毛は切るしか手がないように、一度激しく縮んでしまったウールは元通りにするのはとても厳しいものがあります。

ですが、人の髪の毛は、トリートメントをすることで多少のダメージを回復させることはできますし、開いたキューティクルも整えることができます。人間の髪の毛はたんぱく質が主な成分。そして、実はウールもたんぱく質が主な成分。ということで、もしウールが縮んでしまったら、トリートメントを溶かした30℃程度のお湯に浸しておきましょう。長くても30分を限度として、浸しながら絡まってしまった繊維を解いていくように、優しくゆっくりと引っ張って伸ばしていきます。距離を広くとって引っ張るよりも、狭い距離で細かく引っ張っていく方が仕上がりは綺麗です。くれぐれも力を入れて引っ張らないように!また、袖やポケットなどの縫い目の部分は、強く引っ張ると縫製の糸が切れてしまうので、縫製の部分を片方の手で押さえながらもう片方の手で優しく引っ張って解していくようにしましょう。

ウールコートの正しい洗濯方法

ウールコートを洗う時は、どうやって洗うのが正しいのでしょうか?先ほどウールが縮む原因をお伝えしましたが、一番気を付けるのが「ウールの絡まりを防ぐこと」と「温度」です。では、その点を踏まえた洗い方についてご紹介していきたいと思いますが、その前にまず次の2点をチェックしてください。

1.
洗濯表示をみて手洗い可能かドライクリーニングが可能かをチェックしてください。洗濯不可の場合は問答無用でクリーニング行きです。

2.
色落ちチェックをしてください。色落ちする物は基本的にお家では洗えません。コートの目立たない場所に使用する中性洗剤を少量つけ、ティッシュやキッチンペーパーで押さえます。この時色が付いてきたらOUT!自分で洗うのはやめてクリーニング屋さんにお願いしてください。両方を無事クリアできているのなら、次の手順でお洗濯をしてきます。この方法なら、カシミヤ・レーヨン・キュプラなどの水洗い不可の繊維が使われていないウール製品だったら対応できますので、覚えておくと便利です。

<用意する物>
・ウールコートが入る大きさの容器(なければシンクや洗面ボウル、浴槽などで代用))
・中性洗剤(ドライ用やおしゃれ着用など)
・バスタオル
・温度計(濡れても大丈夫な物)
・ゴム手袋

<手順>
1.まず、容器にお湯を張って水温30℃に調整します。温度が高いうちに適量の洗剤を入れて溶かしておくと溶けやすいですし、ムラのない洗浄液を作ることができます。温度計でしっかり温度を測りましょう。

2.手袋をしたら、コートを洗浄液に付けて繊維の奥までしっかり浸水させます。コートに直接圧を掛けないように、コートを下から優しく持ち上げます。そうして、洗浄液の中でコートを上下左右に揺らして、対流で汚れを落としていくようにします。20~30回ほどやればOKです。あまりにも洗濯液が汚れている場合は、洗濯液に汚れが出なくなるまで洗濯液を交換しながら同じようにして洗います。

3.初めは洗剤残りが無いようにぬるま湯ですすぎ、あとは水で2~3回ほどすすぎます。

4.すすいだら、水分が流れやすいように高低差を作って水が切れるまでお風呂場などに干しておきましょう。難しい場合はコートを撫でるようにして水分を切っていくか、絹豆腐を崩れないように押していくような感覚で優しく圧をかけて脱水をしてください。ある程度の水分が切れたら、今度はバスタオルで挟んで水分を取っていきます。

5.しっかりと水分が取れたら、コートやジャケットハンガーのように肩に厚みのあるハンガーで干します。この時、コートが縮んでいないか確認をしましょう。もし縮んでいたら、優しく元のサイズまで伸ばして形を整えます。干す時は、直射日光を避けた日陰に干してください。そして、生乾きの臭いを防ぐため、風通しの良い場所を選んでください。もしない場合は、サーキュレーターや扇風機、エアコンを使う、換気扇や換気口の傍に干すなどの工夫をしてください。

コートをふんわりと柔らかく仕上げたい場合は、ぬるま湯に柔軟剤を適量入れて10分程浸してから脱水をしてください。脱水に洗濯機を使うのもオススメはしませんが一つの方法です。その場合は、長い時間脱水をかけてしまうと生地が固くなるので気を付けましょう。洗濯機で脱水する時はコートを裏返してたたんで洗濯ネットに入れたら、高速回転してから20~30秒くらいで止めるようにしてください。

縮み以外のウールの扱い注意点

しつこいようですが、ウールの縮みを防ぐには徹底した温度管理と洗い方に限ります。もともとウールコートは、直接肌に触れることが殆どないので汗や皮脂汚れは少ない傾向にあります。ウールコートに付く汚れの大半は、外側に付くホコリや汗や外気の湿気などです。そのため、しっかりと洗濯をしなくても汚れは簡単に落とすことができるのです。食べ物や機械汚れ、化粧品汚れが付いてしまった場合は、汚れの性質が油性か水性かでも落とし方が変わります。

油性汚れなら、汚れが付いたらすぐに摘み取るようにして汚れをティッシュなどに移し、家に帰ったらすぐに汚れが付いたところを部分洗いしましょう。水性の場合は、汚れにティッシュを当て、汚れの裏側から水で濡らしたティッシュやハンカチなどで優しく押し当てて、汚れをティッシュに移します。だいたいの汚れが取れるまで行い、家に帰ったら自宅で部分洗いをします。もちろん温度管理には十分注意をしてください。

水洗い不可の製品はすぐクリーニングに出しましょう。汚れが繊維の奥深くまで染み込んでしまうと、クリーニング店でも完全にシミを落とせなくなってしまいます。そして、家に帰ったら洋服ブラシで表面をブラッシングすると汚れを落とすだけではなく、ブラッシングによって繊維が立ち風合いを保つことができたり毛玉を防いだりすることができます。また、帰宅直後のウールコートは空気中や体からでる水分を含んだ状態です。そのままクローゼットにしまってしまうと臭いの原因にもなりますので、一晩干して乾燥させてしまいましょう。

ウールは洗濯しない方が良い?

ウールの縮みは誰もがやる失敗の代表でもあります。一度失敗すると、やっぱりウール製品は洗わない方が良いの?と弱腰になってしまうもの。でも、今は洗えるウール製品もたくさん出ていますので、そういった製品を選べば安心ではないでしょうか。それに、ウール製品は直接肌に切ることは少ないので、洗う頻度もワンシーズンに1回でOKです。

なので、そのくらいの頻度なら躊躇せずにクリーニングに出すというのも、長くウール製品を着続けるための秘訣と言えるでしょう。失敗は成長の糧なので、せっかくですから、ウールの特徴と正しい洗濯を覚えて自分で管理していくのも悪くないかと思います。今はクリーニングの値段も安くなってきていますので、特にお気に入りのものやブランドものなどはクリーニングに出して、それ以外の物なら自分で洗うというように使い分けるのもいいでしょう。

まとめ

ウール製品は、ウール100%でも裏地がキュプラとかであれば水洗い不可なので、クリーニングに出さなくてはいけません。高級なものになればなるほど、使われている素材もカシミヤやモヘア、ラビット、メリノウール、アルパカ、キャメル…と、とても自分では絶対に洗濯してはいけないような素材が普通に使われているので、しっかりと洗濯表示を確認しておきましょう!そういうものは迷わずプロに任せた方が、間違いなく汚れ落ちも仕上がりも全然違います。オススメなのは、自宅洗いとクリーニングの両方使い!これです!

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