名刺に香水！？効果的な香りの付け方をご紹介！

身だしなみやおしゃれの一貫として、あるいは香りを楽しむために男女問わず親しまれている香水ですが、香りを身にまとう以外の使い方も存在することをご存知でしょうか。実は、名刺に香りをつけるという使い方もあるのです。名刺に香水を使うメリットや、効果的な香りの付け方を調べてみました。

スポンサーリンク

スポンサーリンク

名刺に香水を付けるメリット

名刺に香水なんて！と思う方もいるかもしれませんが、これは男女問わず以前から用いられている使い方です。名刺に香りをつけようと思いつく人が少ないからこそ、ビジネスの場においてはライバルと差をつけるのに有用でもあるのです。堅苦しくなりがちな名刺交換のシーンで、相手から名刺を受け取ったとき、ふわりといい香りがしたらどう感じるでしょうか。

相手が魅力的な人ならば、なおさらドキッとしてしまうかもしれません。あまり香水を香らせるのが望ましくないような場でも、名刺交換の場でだけふわっといい香りが漂えば、渡した相手に好印象を与えることも可能です。それだけでなく、香水を付けた名刺を渡すことで、香りと共に名前や自分自身を印象付けることもできます。香水や香りへのイメージは人それぞれですので一概には言えませんが、適切な使い方をすれば非常に効果的な方法といえるでしょう。

「香り」が効果的なのはなぜ？

特定の匂いを嗅いだときに、ふと昔の記憶が呼び起こされた経験はないでしょうか。実は、嗅覚と記憶というのは密接な関わりがあります。私たちが見たものや聞いたもの・触ったもの、すなわち五感といわれる感覚は、脳の視床という部位に繋がっており、そこから大脳新皮質の対応する部位へ伝わるといったルートで処理されます。

しかし五感の中で嗅覚だけが例外的に別のルートに繋がっています。鼻が匂いを感知すると、その情報は嗅球という匂いを分析するための部位に伝わり、そこから海馬や扁桃体といった部位へと繋がります。この海馬というのが、脳内で記憶を司る部位なのです。ちなみに扁桃体は感情を司ります。そういうわけで、匂い・香りと記憶・感情には直接の結びつきがあり、印象に残りやすいのです。

名刺に香水を付けるときの注意点

名刺に香水を付けるメリットについては説明しましたが、付け方を間違うと逆効果になってしまうこともあります。まず第一に、TPOを意識しましょう。いい香りは場を和ませますが、本当にそれがふさわしいシーンなのか、よく考えてから名刺を用意するといいでしょう。名刺に香水を付ける場合は、つけすぎないことが大事です。

常に香水をぷんぷんと香らせている人が嫌われやすいのと同じように、強すぎる香りは悪いイメージをもたれかねません。あくまでも名刺を受け取ったときにふわっと香る程度におさえましょう。また、香りのチョイスも大事です。普段香水をつけるときにも、相手にどんな印象を与えたいか考えると思います。名刺につける香水でも、考え方は同じだと覚えておきましょう。

効果的な香水の付け方

具体的にどうやって名刺に香水を付けたらいいのでしょうか。実際に行われている名刺への香水の付け方を調べてみると、「シミにならないように離れたところから吹き付ける」という方もいれば、「紙は香りが移りやすいので、名刺一枚にだけ吹き付けて名刺入れに入れて一晩置いておくだけでよい」という方もいます。

どの程度香るようになるのかは、はっきり言って香水の種類や香水を付けるタイミングによっても違います。名刺を渡す前に一度試してみるのがおすすめです。香水を名刺に吹き付けるやり方は難しいと感じる方もいるようなので、初めてならば一枚にだけ吹き付けて香りが移るのを狙った方がいいかもしれません。名刺を渡す場所によっても香りへの気づき方は変わってくるので、シーンによって方法を変えてみてもいいでしょう。

香水以外の香りの付け方も

名刺に香りをつける方法は、香水だけではありません。例えば、お香を焚きつけるという方法もあります。ほんの少しお香を焚いて、箱や袋の中など密閉空間に名刺と一緒に入れておくと香りが移るようです。お香を焚かなくても、匂い袋など香りのするものならば同様の方法で香りを付けることができます。

たくさんの人に渡す名刺ですが、もしかすると日本人には香水よりお香の香りの方が好印象を与えやすいかもしれません。そして実は、まさに名刺入れに入れることを想定したカードフレグランス・名刺香というものが存在します。使い方としては名刺一枚にだけ香水を吹き付ける方法と同じですが、自分で使うだけではなく、仕事を頑張る人へのちょっと変わったプレゼントにもなるのではないでしょうか。

まとめ

他と差をつけるために名刺に香水で香りをつける方法は効果的ですし、手紙などに応用することもできます。お気に入りの香りと気持ちを込めた名刺を渡せるといいですね。